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「若ももピクルス」開発中

本紙掲載日:2022-06-04
7面

えがおの里延岡のSDGs活動

◆廃棄される幼果を活用

 障害者の就労を支援する就労継続支援A型事業所「えがおの里延岡」は、幼果期に摘果された若桃を活用した「のべおか若ももピクルス」の商品開発を進めている。SDGs(持続可能な開発目標)の活動の一つとして、無駄なく食料を活用することでより良い世界をつくることに積極的でありたいという思いを込めている。

 同事業所は昨年、「のべおか野菜ピクルス」を商品化した後、そこから商品を展開できないかと模索。同事業所のサービス管理責任者の柳田佳代さん(62)がインターネット上で、桃の品質向上のため幼果期に半分以上が摘果され、枝から切り離された若桃はすべて廃棄されると知った。「これが事実なら何かに生かせないか」と同市北方町の道の駅北方よっちみろ屋の従業員に尋ねると、同町で桃を生産している藤本博明さん(72)を紹介された。

 早速連絡を取り、柳田さん、職業指導員の松永里美さん(49)、利用者の3人で5月上旬、藤本さん方を訪問。摘果される実の見分け方などについて説明を受けた後、摘果した多量の若桃を快く提供してくれたという。

 試作している中で最も苦戦しているのは、若桃に生えた毛を取り除く作業。舌触りに影響するため、塩もみして手でこするなど試行錯誤している。また、種をきれいに取るためにさまざまな切り方を試したり、異なる時間でゆでた若桃をピクルス液に漬けて食感や味を利用者に食べ比べてもらったりしてアドバイスをもらっているという。

 開発中の「のべおか若ももピクルス」は、梅のようなカリカリとした歯応えで、桃の甘みをほのかに感じる。「のべおか野菜ピクルス」のピクルス液を使用するが、酢を少なめにして若桃に合う味付けにしている。

 土産などの正式な商品にするには保存可能期間などのデータを取る必要があり、まだ時間がかかるが、同事業所が運営している同市愛宕町の県延岡総合庁舎内食堂で食べることができる。平日のみの営業。時間は午後0時30分〜1時30分。ビュッフェ形式で、同庁舎勤務の人は1食550円、外部の人は同880円。柳田さんは「皆さんに助けられながら取り組んでいる。食堂で試食して、さまざまな意見を出してくれたらうれしい。『この材料を使ったピクルスはどうですか』といった情報もお待ちしています」と話している。

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