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ココカラSDGs−第15回「住まいから考えるSDGsアクション」

本紙掲載日:2022-06-22
6面

◇中小企業にもできること、たくさん−新名さん
◇将来に向けプロジェクト、若手で構成−山口さん
◇一人一人が意識、世界が変わる−盒兇気
◇未来からの宿題渡されている−難波さん

 今注目のSDGs(エスディージーズ)をテーマに、地域や地球の未来を共に考えるFMのべおかの番組「ココカラSDGs」の第15回「住まいから考えるSDGsアクション」が、16日に放送された。内容を一部抜粋し紹介する。

 アドバイザーはSDGsコミュニケーターの難波裕扶子さん(49)=シンク・オブ・アザーズ代表、日向市亀崎西=。ゲストは池上冷熱=延岡市大武町=の専務・新名裕一さん(50)、和光産業=同市古城町=の専務・山口勝久さん(50)と住宅建築事業部・盒興啜さん(38)。

−−第15回のテーマは「住まいから考えるSDGsアクション」です。

〈難波〉SDGsのフェーズ(段階)が「認知」から「アクション」へと移行してきました。今年度はSDGsの目標を具体的に掲げ、思いを持って取り組んでいる皆さんをゲストに招き、深掘りしていきます。
今回は「衣食住」の「住」に着目し、その道の専門家の皆さんに持続可能で心地良く生活していくために、どのようなことに取り組まれているのか、また生活の中で私たちに何ができるのか、詳しく聞いていきます。

−−では新名さん、自己紹介をお願いします。

〈新名〉池上冷熱は延岡鐡工団地(通称イノベック)内に本社を構え、宮崎営業所と大分営業所の3拠点で活動しています。1982年の創業以来、主に冷凍空調設備、管工事、住環境設備メンテナンス業務を通して地域社会に貢献する、地域密着型の会社です。今年で40歳を迎えます。
今、私たち空調業界に求められていることは、地球環境負荷の少ない設備機器の設置や、省エネ設備の提案による二酸化炭素(CO2)の削減に貢献するとともに、オゾン層破壊や地球温暖化につながるフロンを大気中に漏らさない点検業務、さらにフロンの回収や破壊処理を推進することです。
池上冷熱ではCSR(企業の社会的責任)を果たすため、SDGsの達成にさらに貢献できる企業体を目指し、バランスの取れたESG経営(環境、社会、企業統治の要素を考慮した経営のこと)を進めています。

−−次に山口さん、自己紹介をお願いします。

〈山口〉和光産業は不動産業、建築業、リフォーム業を中心に創業43年目を迎えます。不動産に関すること、住まいに関することをオールインワンで行っている会社です。
最近では農業と福祉の連携事業として、障害者施設と提携し、焼き芋の加工と自動販売機での焼き芋販売に取り組んでいます。弊社社長の児玉雄二が障害者の賃金アップのために、社会貢献事業として始めたことがきっかけです。

−−続いて盒兇気鵝⊆己紹介をお願いします。

〈盒供啝笋砲六劼匹發3人いまして、一番上が高校1年生の男の子、下2人が4歳と2歳の女の子です。最近気になっていることは4歳の長女が、顔が僕にそっくりなので、女の子なのに将来大丈夫かなと心配しています。

−−実は、今回のゲストの皆さんには共通点があります。

〈山口〉僕と新名さんは東海中学校、延岡東高校(現在の延岡星雲高校)の同級生です。そして、盒況は同じ中学校、高校の後輩になります。
さらに弊社と池上冷熱さんは、お互いに延岡市倫理法人会に加盟していまして、弊社社長の児玉と池上冷熱さんの金子宏社長は、たまにけんかもしますが、すごく仲良しです。そんな間柄です。

−−SDGsに関連する共通点として、どちらも宮崎銀行の私募債を活用されています。

〈新名〉私募債は一定の財務水準を満たした優良企業が、直接金融による資金調達を目的に発行する社債のことです。
弊社が活用した「みやぎんSDGs応援私募債」は、発行時に受け取る引受手数料の一部を、宮崎銀行が指定する「SDGsの概念に資する活動をしている団体」に寄付することで、SDGs活動を応援する商品です。弊社は事務所増設に合わせ、2020年に活用させていただきました。
恥ずかしながら私も含め、多くの社員がこのとき初めてSDGsという言葉を聞き、それが企業としてSDGsに取り組む大きなきっかけになりました。

〈山口〉弊社は19年、企業の社会貢献活動を応援する宮崎銀行の「みやぎんCSR型私募債」を活用し、延岡市内の多機能型事業所に真空包装機を贈らせていただきました。社会貢献はもちろん、企業としても資金の運用面で非常に助かりました。

〈難波〉この私募債は今、多くの銀行が取り組んでいます。企業と銀行が協業で社会貢献できる大きなメリットがあると感じています。

−−生活の拠点は「家」です。気候変動対策として、ハウスメーカーの取り組みを教えてください。

〈山口〉家を建てる場合、住宅ローンで購入し、月々の支払いを重視する方が多くいます。家を建てた後に掛かるコストは比較的重視されません。しかし、家の断熱性や気密性、耐久性などを考えることで月々の光熱費を安く抑えられ、将来的に掛かる費用を少なくできるといったメリットがあるのです。また、そのような住宅の方が省エネで住み心地も良く、地球にも人にも優しいと思います。

〈難波〉初期費用はもちろん、ランニングコストも掛かります。これは気持ち良く住むために、未来への投資をしていると考えた方がいいのかもしれません。

〈盒供咤咤裡咾普及しているので、お客さまはさまざまな情報を簡単に入手しやすくなっている時代です。モデルハウスに来られた時は、僕たちは核心から説明していく必要があります。また、注文住宅の質がとても上がっています。省エネ等級や断熱等級など、性能が高い快適な家を皆さん求めています。

〈難波〉和光産業はハウスメーカーとしてだけでなく、事業全体をSDGs、サステナビリティ(持続可能な)経営へ向けてプロジェクトを進めており、私はSDGs経営コンサルタントとして伴走しています。皆さんSDGsについて一生懸命に考えていて、私自身勉強することも多いです。

−−和光産業はSDGs宣言に向けてプロジェクトを立ち上げ、中心チームは若手で構成されています。なぜ若手を中心にしたのでしょうか。

〈山口〉SDGsのアクションは、将来に向けての活動です。その中で会社の将来の活動を今の経営者や幹部が考えるよりも将来的に会社で活躍するであろう若手メンバーで構成する方が、会社全体の活動がスムーズに進むのではと思い、各事業部から1、2名ずつ募りました。皆さん自発的に参加してくれました。

〈難波〉ほとんどが20、30代で性別も異なっていますよね。チームの中で活動するときに盒兇気鵑梁減澆録感いと思います。なぜ盒兇気鵑呂海離繊璽爛瓮鵐弌爾房蠅魑鵑欧燭里任垢。

〈盒供咾發箸發硲咤庁韮鵑箸いΕ錙璽匹剖縮がありましたが、深く掘り下げることはしていませんでした。ある時、高校1年生の息子が学校から帰ってきて、「お父さんの会社ってSDGsの何に取り組んでるの?」と聞かれ、うまく答えることができませんでした。
息子たちの世代は当たり前に浸透していることを知り、大人は何をしているのだろうと気付かされました。大人が確立して、より良い世界にしてあげないといけないと思っていた時にタイミング良く、プロジェクトの話があって参加しました。

〈難波〉子どもたちから聞く大人の方が多いと思います。子どもたちが大人になったとき、今の私たちが持っている価値観とは違う価値観で選択することになります。また、子どもたちが今の大人にがっかりしないようにすることはとても大事だと思います。
山口さんから見て、取り組みを進めていく中で変化はありましたか。

〈山口〉メンバーはよく考えていて感心させられます。刺激になりましたし、会社全体の意識が高まったように感じます。ごみの分別やリサイクルなど、各自が改めて考えさせられる意識づくりができたと思います。当たり前のことですが、この当たり前のことのレベルを上げている状況です。

〈難波〉パソコンや携帯電話のように社会も今、アップデートしている状態です。SDGsがツールとなって強力なアップデートの後押しをしていると思います。
私が違和感を感じていることは、取り組んでいる事業がSDGsに関連しているという段階で終わっている残念な企業が多いことです。そうではなくて、SDGsという強いツールを用いて会社を良くしていくことにも使ってほしいです。

〈山口〉今、さまざまな取り組みをしたいという要望が上がっており、それを整理している段階です。皆さんよく考えていますし、「こういう考え方もあるんだ」と気付かされる部分もあり、面白いです。

〈難波〉他の会社では、そこから新しい事業が生まれることがあるそうです。経営層が社員の考え方に否定的ではなく、寛容があり、誰もが生き生きと仕事ができる職場環境が整われつつあるのだと思います。

〈新名〉弊社でもさまざまな取り組みをしていますが、話を聞いて見習う点もありました。SDGsのPDCA(計画、実行、確認、改善)をしっかりとしていきたいです。

−−最後に、皆さんの「ありたい未来」を教えてください。

〈新名〉地球温暖化が進んでいるので、異常気象や自然災害がなくなってすべての人が快適で幸せに暮らすことができる社会にしたいという思いがあります。自然災害をなくすためには、地球温暖化の防止対策をすべての人が意識して行う必要があります。
社会全体が2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて動き出しています。私たち中小企業にもできること、やるべきことがたくさんあると思うので、実現できるよう活動していきたいです。

〈盒供單たり前のことかもしれませんが、みんなが笑っている未来にしたいです。自分たちの子どもたちが大きくなる頃には今よりも苦しい未来ではなくて、もっと笑顔であふれた未来になっているといいなと思います。とにかく今よりも良い未来になっていてほしいです。
SDGsはまだまだ浸透していない部分があります。SDGsって何だろうと調べてみて、一人一人が意識することで世界が変わると思います。皆さまが発信者となって広めてほしいです。

〈山口〉感謝を忘れない未来になってほしいです。日常が当たり前になると感謝の気持ちが薄れてきます。自分がこの場所にいるのは親、家族など支えてくれる人がいたからです。今回出演できたのも、難波さんや会社の仲間がいたからです。お互いに感謝し、もっと明るく楽しい未来になるといいなと思います。

〈難波〉このご縁は良い未来になるために必然だったのだと思います。自分たちがどのように動いていくのか、未来からの宿題を渡されているような気がします。

(おわり)


□第16回の内容□
〈テーマ〉「『旅』という視点で考えるSDGs」
〈ゲスト〉JTB宮崎支店(宮崎市)の営業課長・執行覚さん、ミヤザキ・エスディージーズ・アクション(同)の事務局・山智広さん。

〈放送日〉7月21日午後1時から
〈再放送〉7月28日午後8時から、同31日午前11時からの2回

□再放送□23日午後8時、26日午前11時からの2回

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