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柔道−旭化成18回目の日本一

本紙掲載日:2022-06-25
9面

3年ぶりの全日本実業団体対抗

◆優秀選手に王子谷、太田

 柔道の団体日本一を決める「厚生労働大臣杯争奪第72回全日本実業柔道団体対抗大会」は5月28、29日、広島県の県立総合体育館であった。男子第1部の旭化成Aは決勝で日本中央競馬会を2−0で下し、4年ぶり18回目の日本一に輝いた。王子谷剛志と太田彪雅は優秀選手に選出された。

 大会はコロナ禍の影響で3年ぶりの開催。男子が3部、女子が2部制で頂点を争った。旭化成が出場した男子第1部は、男子の最上位グループ。五輪代表など世界トップ級の選手を擁する強豪実業団チームがトーナメント戦でしのぎを削った。

 2回戦から登場した旭化成Aは、主将の王子谷と東京五輪金メダル(81キロ級)の永瀬貴規、太田など豪華メンバー。京葉ガスとの初戦は、王子谷主将と尾原琢仁が一本勝ちし4強へ駒を進めた。

 準決勝はパーク24と0−0で、ゴールデンスコアの代表戦に。太田が体落としで技ありを奪い、決着を付けた。決勝は先鋒(せんぽう)の永瀬が体落としで技ありを奪って先手。最後は大将の王子谷が大外巻き込みで技ありを奪って優勝を飾った。

 旭化成Bは2回戦で日本中央競技会に惜敗した。

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