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桜の木で制作おちょこセット

本紙掲載日:2022-08-08
8面

就労支援事業所HRCplus−日向

◆十屋市長にプレゼント

 障害者の就労を支援する一般社団法人HRCplus(エイチアールシープラス、日向市上町、加藤功司理事長)は7月25日、十屋幸平市長に県内産の桜で制作したおちょこセットを寄贈した。

 同法人は就労継続支援A型事業所。これまで、着物のリメーク品の製作販売などを行ってきたが、今年1月に同市塩見のバス停に木製ベンチを製作し寄贈したのをきっかけに、木工製品の加工を始めた。寄贈したおちょこセットは、職員が主な加工を行い、利用者が最終工程の紙やすりでの仕上げ、ニス塗りなどを担当した。

 贈呈式は市役所であり、加藤理事長ら3人が訪問。大小2個のおちょこと、杉材のおぼんをセットにして十屋市長に手渡した。

 加藤理事長は「利用者の賃金向上を目指し取り組んでいきたい」とあいさつ。早速、おちょこにお茶を入れて試飲した十屋市長は「味がまろやかになる。賃金向上、利用者のやりがいにつながる大事な取り組みに感謝したい」などと話した。

 木工製品は、同事業所に併設する店舗で販売している。問い合わせは同事業所(電話日向55・7005)。

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