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門川町で戦没者追悼式

本紙掲載日:2022-08-15
1面
戦没者の冥福と恒久平和を祈った門川町戦没者追悼式(15日、門川町門川尾末)

15日終戦の日−77回目

 77回目の終戦記念日となった15日、門川町戦没者遺族会(児玉忠之会長、約160人)は、同町の門川神社境内にある戦没者慰霊殿前で町戦没者追悼式を開いた。出席者は太平洋戦争で犠牲となった同町出身者約600人の冥福を祈るとともに、恒久平和への誓いを新たにした。

 式は、一昨年まで町総合文化会館で行ってきたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年から同所で開催。今年も戦没者のおい、めい、孫などでつくる青年部が中心となって実施した。

 この日は、会員や山室浩二町長、地区の役員ら約20人が出席。最初に全員で黙とうした後、神事を執り行い、岩切幹夫会長代理、山室町長らが祭壇に玉串をささげた。

 式辞で岩切会長代理は「わが国が平和な日々を送っているのは、尊い犠牲のおかげと改めて実感する。これからも平和で豊かな未来を築くために活動を続けていきたい」と追悼の言葉。

 山室町長は「戦争を知る人が年々、少なくなっているが、しっかりと後世に語り継いでいかなくてはならない。平和教育に力を注ぎ、穏やかな社会を築いていきたい」と話した。

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