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「琳派」モチーフの絵画など展示

本紙掲載日:2022-09-16
9面

芸術家、小松孝英さん(延岡市出身)が個展−19日まで日向

 生態系をテーマにアート作品を手掛ける延岡市出身の芸術家、小松孝英さん(42)=宮崎市在住=の個展「SATOYAMA2022」が16日から19日まで、日向市上町のみやざき保険2階特設ギャラリーで開かれている。16日午後5時15分からはオープニングレセプションが行われる。展示時間は午前10時から午後6時(最終日は同5時)まで。入場無料。主催はみやざき保険の三輪洋巳社長。

 小松さんが日向市で個展を開くのは2008年、15年に続き7年ぶり3回目。今回は知人である三輪社長から「コロナ禍で数々のイベントが中止された日向市を活気づけたい」と相談を受け、開催することに決めた。

 会場には、日本の伝統的な画風「琳派」をモチーフとした金属箔(はく)を貼ったキャンバスに描かれたチョウ、里山で出合った動物の情景を切り取った作品など絵画18点が展示されている。

 ひときわ目を引くのは、みやびなチョウの数々を描いた「共存」(F50サイズ)。05年に制作し20代の最高傑作と自負する作品で、08年に日向市で個展を開いた際、延岡市の男性が購入していた。

 今年になって男性から「(当時)絵を買ったのではなく、あなたに投資したんだよ」と寄付を受け、14年ぶりに再会。「荒さはあるが、若くて勢いがある」(小松さん)。感慨深い作品の一つとして出展した。

 また、海外で人気という、淡い色合いで小魚と流線を描いた「ハヤ」シリーズ(M6〜20サイズ)や、日本に生息するチョウ257種365点の絵を描きプレミアムウイスキーのラベルに採用された「マルスモルトル・パピヨン小松孝英エディション」のウイスキーも並ぶ。

 小松さんは「延岡市で過ごした幼少時代に父の影響で昆虫採集をはじめ、チョウなどの絵を描くようになった」と振り返り、「宮崎市でも個展はほとんどしない。県北の人たちだからこそ見てほしい。期間中は会場に居るので、ぜひ会いに来てください」と話した。

 三輪社長は「世界で活躍する小松さんの作品を日向で見られるのは貴重。コロナ禍ですが、絵画鑑賞は言葉を発することはない。じっくりゆっくり見てください」と呼び掛けている。

 小松さんは、九州デザイナー学院アーティスト学科卒。20代からロンドンやニューヨーク、香港などの10カ国で個展の開催やアートフェアに出品。国文祭・芸文祭みやざき日南市総合プロデューサー、延岡市観光大使。ドキュメンタリー映画「塩月桃甫」脚本・監督。

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