歯と口の健康に関するコンクール

島田さん（門川小２）最優秀賞−県と県歯科医師会

　歯と口の健康に関する図画・ポスターコンクールの表彰式は４日、宮崎市の県歯科医師会館であり、門川小学校２年の島田優珠さんが小学校下学年の部で最優秀賞を受賞した。親と子のよい歯のコンクールでは、延岡市の黒田実里・依杜さん親子が、県歯科医師会会長表彰に輝いた。

　県と県歯科医師会（重城正敏会長）が、歯と口の健康週間（４〜１０日）に合わせて実施。口腔（こうくう）内の健康維持や疾病予防の意識を高めることなどを目的に開いている。

　図画・ポスターコンクールには、学年に応じた５部門に県内８郡市から７２９点の応募があった。このうち、幼稚園、小学校下学年・上学年、中学校の部は佳作を含めた９点、高校の部は１〜３位の３点が選ばれた。

　親と子のよい歯のコンクールは、昨年度中に３歳児歯科健診を受けた幼児とその親が対象。この日、各郡市の歯科医師会から推薦された親子６組が審査され、１〜３位と入賞が決まった。

　式では、重城会長が両コンクールの最優秀賞受賞者らに賞状と副賞を授与した。図画・ポスター、標語コンクールの最優秀賞作品はそれぞれ、全国大会に出品される。

　朝と夜に２回、昼に１回の１日５回歯磨きをするという実里さんは「娘に自分でさせた後、仕上げを必ずしている。やってきたことが間違いではなかったと思えた。今後も続けたい」と喜んだ。

　この日は標語と高齢者のよい歯のコンクール表彰式も行われた。標語コンクールには小中学生から４１９点が寄せられ、３点が入賞。高齢者のよい歯のコンクールは、書類審査などにより１２人が入賞した。

県北の入賞者は次の通り。

【図画・ポスターコンクール】

［幼稚園の部・佳作］眞鳥夏芽（５）＝西階幼稚園。
［小学校下学年の部・最優秀賞］島田優珠（門川小２年）。
［同・佳作］山口美織（日知屋小１年）▽田中杏梨（門川小２年）。
［同上学年の部・佳作］山口慶介（日之影小４年）。
［中学校の部・佳作］武田瑠夏（延岡中３年）。

【親と子のよい歯のコンクール】

［県歯科医師会会長表彰］黒田実里・依杜（延岡市）。
［入賞］安田綾香・万莉（門川町）。

【高齢者のよい歯のコンクール】

［優秀賞］藤枝美代子（９１）＝日向市。