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24年「いい区切りの年に」−高木社長インタビュー

本紙掲載日:2024-01-04
8面

発足から7年−のべおか道の駅株式会社

◆年商10億円目標の大台は目の前

 延岡市の玄関口にあり、市内外多くの人が日々訪れる道の駅「北川はゆま」「北浦」「北方よっちみろ屋」。3駅を管理運営する「のべおか道の駅株式会社」は発足から丸7年が経過した。コロナ禍が明けて心機一転の年となった2023年を高木亨輔社長に振り返ってもらい、新たな年にかける思いを聞いた。

−−2023年の総括をお願いします。

昨年4月ごろまではコロナの影響が感じられましたが、5月からはそれも薄らぎ、以降はコロナ以前の売り上げを超えるようになっていきました。今年度は、大半の月で過去最高の売り上げを記録してきています。特に7月にリニューアルオープンセレモニーを行った北川はゆまの伸びが顕著ですね。
(2017年の)社長就任時に最初の目標として年商10億円を掲げましたが、年度末まで勢いが継続すればこの大台達成が見えてくる状況になっています。食品小売業に50年以上携わってきた私の経験上、10億円という売上高は一つのラインといえる数字で、大きな力を持っています。8億円や9億円とは一線を画すものがあり、この売上高の達成が職場の雰囲気をよりよいものにしてくれるんです。
そういった意味でも24年は、いい区切りの年になってくれるのではないかと期待しています。

−−コロナ禍明けとなって各道の駅でも多彩なイベントや企画が戻ってきました。

団体の観光バスもかなり動きが活発化し、家族や友人単位の旅行客も多くなっていると実感しています。各道の駅での客数増として目に見えてきていますね。3人の駅長がさまざまな企画を立案、実行してくれました。その過程で市内はもちろん市外の業者とのつながりも広く深くなっていき、駅内テナントの充実にまで発展しています。今後もこの流れを保っていきたいですね。
延岡信用金庫さんからのご紹介もいただきながら、島野浦地区離島漁業再生協議会(島浦町)の「しまんだの鯛(たい)茶漬け」や吉玉畜産(柚木町)の豚肉「延岡よっとん」、ミヤザキフード(大武町)のメンチカツ、南国CBF(都農町)の南国プリンなど店頭販売の商品ラインアップもどんどん充実していっています。
私たちの駅内で商品を販売することにメリットを感じてもらえているのではないでしょうか。アンテナショップのようなものですね。3駅はいずれも市内外、県内外の方々が立ち寄りやすい、立ち寄らざるを得ないと言ってもいいような好立地。私たちもこの3駅を宣伝に使うつもりで商品を置いてほしいと声を掛けています。

−−昨年掲げられていた県外道の駅とのタイアップの展望は。

ほかの道の駅とのタイアップについては、少しずつ進行しているといったところです。昨年度から沖縄の「許田(きょた)」や福岡の「うきは」とのコラボを行ってきましたが、大分や熊本の道の駅にも広がりの可能性が見えてきています。
県外の商品も積極的に置いていきたいですね。最近実現したものでいうと高知の焼きなすアイスクリームなどでしょうか。延岡の道の駅に行けば何か魅力的なものがあるとお客さんに思ってもらえることが大事だと考えています。
また最近は、「お土産」の在り方が変わりつつあると実感しています。親戚や隣近所、会社の同僚に配るというものではなく、旅の思い出や自分へのご褒美といった感覚で購入される方が多くなってきているようです。そうした場合、多少価格が高くてもよりよい品質のものを求められることが多いですね。

−−24年をどのような年にしていきたいですか。

就任当初から社員に求めてきたクリーンリネス、フレンドリーサービス、鮮度管理、品ぞろえの充実の「四つの基本原則」は、それぞれの気付きや気配り、駅内の活気につながります。かなりレベルアップしてきていますが、より徹底していきたいですね。
施設設備の更新は、はゆまに関しては一区切りつきました。来年度以降は市が進めるホタルの宿や北浦のケビン設備の更新が主なものになっていくでしょう。北方よっちみろ屋は駐車場の拡張が課題ですが、こちらはまだ時間がかかりそうです。じっくりと進めていければと思います。サービスの充実という点では、はゆまでの郵便局開局をどうにか実現できないかと考えています。ATM(現金自動預払機)含めて利便性が格段に上がります。
まずは今期、売り上げの大台を突破して来期への勢いをつけられれば理想的ですね。結果がどうであれ、コロナ禍明けからの上昇気流は間違いないので、24年はさらなる飛躍が期待できますし、そうしていくつもりです。


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