夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
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諸塚村出身の若者、プロジェクトチーム結成
高校進学と同時に、ふるさとを離れる諸塚村の若者たち。夢を見つけ、就職や結婚などを機に、そのまま村外で暮らしていく人も多い中、自分たちの思いを伝え、ふるさとのために活動を始めた村出身の若者たちがいる。
◆私たちにできることがある
きっかけは昨年9月の台風14号。被災したふるさとのために、離れている自分たちにも何かできることがあるのではと、村外で暮らす村出身の高校生と大学生が、SNS(インタンーネット交流サイト)を通じてプロジェクトチーム「ONETURN(ワンズターン)」を結成した。
被災の情報共有から始まり、「諸塚村あるある」などを発信していくうち、これまで自分たちの思いを、ふるさとの大人にきちんと伝えていなかったことに気付く。
中心となってチームを引っ張る甲斐萌々華さん(20)=南九州短期大学2年=はこう語る。
「久しぶりに実家に帰省すると、地域の人から『(将来は)帰ってこんとけ』と聞かれる。もちろん帰りたい気持ちはある。でも、自分の夢もある。この二つをつなげるのはすごく難しいけど、決してふるさとのことを忘れているわけじゃない。でも、そこをちゃんと伝えてこなかった」
離れてみて初めて、それまで当たり前だと思っていた村の自然や人との関わり、そのすべてがぬくもりに感じられたという。「だからこそ私たちにもできることがある」
◇思いを言葉にし発信する
メンバーは現在、高校生3人と大学生6人。そんな若者たちの声に、村も耳を傾ける。
昨年12月27、28日にはメンバーらの帰省に合わせ、村内の小中学生と交流する「もろっこゼミナール」が初めて村役場で開かれた。
勉強や遊びを通し、つながりをつくることが目的。このうち「私の夢と諸塚村」をテーマに開かれたワークショップには中学生から大学生12人が参加した。
「父親と同じ林業従事者を目指したい」「諸塚診療所の先生たちのような、何でも対応できる総合診療医になりたい」など、それぞれの夢を発表し、その夢とふるさとをどう結び付けられるか、1人ずつ発表した。
その形は直接的であれ間接的であれ、若者たちからは「いつか諸塚村に恩返ししたい」「諸塚村の良さをたくさん伝えていきたい」など、ふるさとへの思いにあふれていた。
甲斐さんは「こうやって自分たちの思っていることを言葉にし、発信していくことはとても大切。実現していけるように、みんなで頑張っていきたい」と話した。