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課題型学習の成果を発表

本紙掲載日:2018-03-22
2面
日向高校フロンティア科1年生の課題型学習発表会
十屋市長から表彰される優勝した5班のメンバー

日向高校フロンティア科1年生

◆日向市総合戦略の施策を調査研究

 日向市が策定した市総合戦略の施策を調査研究している日向高校(山田秀人校長)のフロンティア科1年生40人による課題型学習発表会が20日、市中央公民館であり、高校生ならではの視点と着眼で半年間取り組んできた研究の成果を披露した。審査の結果、「重要伝統的建造物保存地区『美々津』の観光拠点整備と空き家活用による交流・定住人口の増加」をテーマに発表した5班が優勝した。

 若い世代の郷土愛を育て、市の将来を担う人材を育成しようと、市と同校が平成28年8月に包括連携協定を結び、生徒たちの課題型学習に対する支援を続けている。

 今年度は8グループに分かれ、「耳川流域の森林資源を生かした林業の再生」「サーフィンなどのマリンスポーツ環境の整備とサーフィン移住者の促進」「高齢者の生きがいづくり、活躍地域づくりを推進」などのテーマを掲げ、市の担当職員や関係団体などのアドバイスを受けたほか、現地調査やアンケート調査、インタビューなどを通じて研究を進めてきた。

 このうち優勝した5班は、国の重要伝統的建造物保存地区のある美々津に足を運んでもらうために、JR美々津駅に観光案内所を設置することや、空き家をフル活用したイベントの開催を提案した。

 この中で、まちおこしグループ「美々津の歴史的町並みを守る会」が3月3日に初開催した「みみつ町並み・おひなさん祭り」に参加し、自分たちで町歩きマップを作成して配布したり、スタンプラリーを企画したほか、参加者にインタビューして手応えを感じたことを紹介。

 「今まで行ったことのなかった美々津をゼロから調べ、最後には地域の人たちとも会話するほどの関係になれた。これからも美々津の発展に貢献していきたい」と結んだ。

 審査委員長を務めた十屋幸平市長は、「いずれのグループも市の課題を的確に捉え、しっかりと現状分析して対案を出す素晴らしい学習発表だった。いろいろな意味で学ばせてもらった。今後の市政運営に役立てたい」と総括した。

 山田校長は、「生徒たちは総合的な学習の時間や土曜日などを利用して地域の課題を研究してきた。生きる力を十分に身に付けることができる取り組みで、次年度以降も形を変えながらパワーアップして継続していきたい」と話した。

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