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俳聖・芭蕉の遺徳たたえる

本紙掲載日:2019-04-15
8面
芭蕉像の写真に献句する参加者

延岡芭蕉句碑祭・合同俳句大会

◆特別賞に大爺真理子さん

 第45回芭蕉句碑祭はこのほど、延岡市社会教育センターで開かれた。市内俳句会の会員らが集まり、内藤家とゆかりのあった俳聖・松尾芭蕉の遺徳をたたえた。終了後は合同俳句大会があり、特別賞の県俳句協会会長賞に大爺真理子さんの「囀や野の花を挿す江戸切子」が選ばれた。延岡若鮎俳句会主催、市内各俳句会協賛、市教育委員会・市文化連盟・夕刊デイリー新聞社後援。

 芭蕉句碑祭は、碑が建つ内藤記念館の建て替え工事で立ち入りができないため、同センターで行われた。碑に刻まれている「西行の庵もあらむ花の庭」の句が朗詠される中、酒と花をささげ、各俳句会の代表らが短冊にしたためた句を詠んだ。

 延岡内藤藩の初代藩主政樹の父義英は露沾(ろせん)と号し、芭蕉と親交があり、「西行も…」の句は江戸の露沾宅での観桜会で芭蕉が詠んだ句とされる。句碑は延岡三代藩主政脩の遺命で文化12(1815)年に今山に建立され、昭和41年に現在地に移された。

 実行委員長で延岡若鮎俳句会代表の赤藤忠さんは「県内にも句碑はあるが、顕彰をしているのは延岡だけ。歴史のある句碑祭を引き継ぐことが大事だ」と話した。

 合同俳句大会には各俳句会から348点の投句があり、6人の選者がそれぞれ選んだ特選1点と入選10点を発表した。

 特選作品と入選作品は次の通り。

□赤藤忠選

【特選】
囀や野の花を挿す江戸切子・大爺真理子

【入選】
店先の花鳥の和菓子春めきぬ・山崎愛子
幾重もの橋くぐり来る桜東風・本吉恭子
朧夜の列車は終の二番線・井上和子
初孫の妻となる日や花ミモザ・西村幸子
尺差しの角の丸みや針供養・宮田ヒデ子
厨の戸開けて聞きいる初音かな・山本聖子
たんぽぽや道草好きなランドセル・藤原理恵子
我が影は軍艦のごと着ぶくれて・柳田文子
桜の向かう晩年という未来・加藤ひろ子
夜空にも青天のあり竹の秋・佐藤房子

□小林千穂子選

【特選】
春雷や文鎮のごと父の座す・山口彰子

【入選】
啓蟄や湯をはるまでのストレッチ・稲田さく子
幾重にも橋くぐり来る桜東風・本吉恭子
遺りたる車のキーと冬帽子・宮田ヒデ子
たんぽぽや道草好きなランドセル・藤原理恵子
路地裏の歯科の階段初音きく・佐藤佳代子
花曇長風呂の中推敲す・柳田文子
我が影は軍艦のごと着ぶくれて・柳田文子
朝東風や背中押されて山仕事・柳田幸男
春光や合鍵わたすプロポーズ・山口彰子
春きざす母に送る絵富士ばかり・宮本由美子

□甲斐恵山選

【特選】
春の夜のランプシェードや智恵子抄・宮田ヒデ子

【入選】
天空にクレーン数多首都の春・新名いち子
束の間に花となりたる畑一面・徳地絹代
母の忌や父の写真と蓬餅・徳地絹代
青春の誤解のままや半仙戯・吉玉典子
弱くなる母の筆圧木の芽雨・赤須静子
花菜風遠く見据ゑる埴輪の目・加藤ひろこ
庭師来て空の広がる春隣・宮脇秀子
壺焼きの浜に漂ふ匂ひかな・森康三
初蕨白寿に集ふ祝い膳・太田恵子
七曜と縁なき暮らし春の旅・松元裕子

□金丸綾子選

【特選】
祖父母より使ふ広釜茶を製す・上山育美

【入選】
春きざす二人暮らしの二合釜・山本妙子
啓蟄や湯をはるまでのストレッチ・稲田さく子
春一番帰路の自転車押返す・中村明代
たんぽぽや道草好きなランドセル・藤原理恵子
手渡しの給料袋花菜風・吉玉典子
将棋板かかへて来る子水温む・中村直枝
囀や野の花を挿す江戸切子・大爺真理子
教室の机拭きあげ卒業す・山口彰子
三代の同じ校歌や卒業す・赤藤雍子
七曜と縁なき暮らし春の旅・松元裕子

□森山淳子選

【特選】
ピザの生地打ちて回して山笑ふ・上山育美

【入選】
風光る柴犬と追ふフリスビー・矢野伸行
市旗国旗独逸旗半旗三月来・新名いち子
慧日梅笛に集まる鳥の唄・西村幸子
遺りたる車のキーと冬帽子・宮田ヒデ子
歌ふごとジョーク飛ばす娘春の水・岩田典子
母の忌や父の写真と蓬餅・徳地絹代
朗詠の沁みわたりたる竹の秋・藤原理恵子
やんわりと息子に申す春月夜・川添喜己子
たんぽぽのわた棟梁の背に止まる・柴田迪佳
樹木医の治療済みなり姥桜・中山三千代

□岸上玲子選

【特選】
静けさの固まってゐる犬ふぐり・加藤ひろこ

【入選】
菜の花や渡りて戻る仮設橋・井田栄子
紅梅や明治維新の記念館・矢野伸行
朗詠の沁みわたりたる竹の秋・藤原理恵子
青春の誤解のままや半仙戯・吉玉典子
小さき字の電子カルテや冴返る・川添喜己子
庭師来て空の広がる春隣・宮脇秀子
面会制限通知や紫木蓮・森康三
タンポポのわた棟梁の背に止まる・柴田迪佳
先頭に雉子の加はる通学路・小川公子
菜の花や婆の称号授りて・吉岡由美子



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