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京都・美術院来年3月まで
◆高い価値を維持・継承
門川町指定の有形文化財で、同町三ケ瀬区の妙覚寺跡日蓮堂に安置されている「日蓮聖人像」が修復されることになり、現地で21日、搬出に伴う法要が営まれた。安田修町長や新原とも子教育長、同区の黒木映(うつみ)区長ら関係者約40人が参列、修復作業の成功と無事の帰還を祈った。
町などによると、日蓮聖人像は1394(応永元)年造立の座像。像高は80・8センチ、左右に伸ばした手の幅は138センチ。材質はヒノキ材、水晶の玉眼が入れられていたと思われる。像の内面いっぱいに日蓮宗特有の「ひげ曼茶羅(まんだら)」と呼ばれる墨書(造立銘文)が見られ、圓蔵坊宗玄(えんぞうぼうそうげん)の仏師銘があるという。
等身大の肖像彫刻と内面に残る墨書から、「美術的、学術的に重要な文化財である」と評価され、町は2011年7月26日に有形文化財として指定した。しかし、専門家からは「保存状態が非常に残念であり、修復なしの保存は不可能である」との指摘も。このため、将来にわたる文化財の確実な維持・継承を目指し、京都国立博物館文化財保存修理所内の公益財団法人「美術院」で修復することになったという。
この日は、地元の法華宗勝蓮寺の川内田岳史住職が読経、参列者が手を合わせた。川内田住職は「遷座法要は日蓮聖人様の魂を卒塔婆に移す法要。修復完成後には再び遷座法要を営み、開眼法要を行いたい」とあいさつ。黒木区長は「法要を無事済ませることができた。心静かに帰りを待ちたい。修復後の維持、管理という重責を痛感している」と話した。
法要後には、修復を担う美術院の片山毅育成部長ら2人が聖人像を、台座も含めて三つに解体。和紙や白布で丁寧にくるみ搬出した。
今回の修復について、片山部長は「現状維持を目指している。制作された本来の姿を大切したい。江戸時代に2度にわたって修復された箇所がどうなっているかを見極めながら作業を進めたい」などと語った。
修復は来年3月までに終わる予定。地元に戻ってきた後は三ケ瀬集落センター内に安置し、維持・管理するという。