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通信指令技術を磨く

本紙掲載日:2019-08-29
3面
通信指令研修で実習する消防職員(県消防学校)

県内合同では初−県消防学校で職員研修

 消防職員を対象にした通信指令研修が22、23日、宮崎市の県消防学校であり、県内10消防局・本部から17人が参加。119番を受けた際の適切な対応をおさらいした。県内合同での研修は初となる。

 通信指令は火災、事故、急病などの通報を受けた際に、迅速に情報を収集するとともに消防隊や救急隊に出動を要請。隊が現場に到着するまでに、現場統制や通報者への口頭指導を担う。

 研修は各消防で実施しているが、緊急度の判定や口頭指導のタイミング、救急隊への情報提供など、急を要する場面での判断基準は難しく、合同研修を求める声が高かった。

 救急救命東京研修所や京都橘大学救急救命学科などから招いた専門家が講義。統一化が進む対応基準や、正確な情報把握、伝わりやすい口頭指導などのノウハウを指導した。

 実習では室外の講師らが通報者役となり、「家族が餅を喉に詰まらせた」「子どもが頭から血を流して倒れている」「妻の様子が変だ」など、さまざまなケースの対応に挑戦。参加職員はパニックになった相手を落ち着かせつつ、冷静に対処法や止血、心肺蘇生などを口頭指導し、反省点を持ち寄って精度を磨いた。

 西臼杵広域行政事務組合消防本部から参加した佐藤俊裕消防士長は、「西臼杵の通信指令は現場出動と兼務なので、いろんな消防の話を聞いて、学んだことをしっかり持ち帰りたい」と話した。

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