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校区内5公園でごみ拾う

本紙掲載日:2020-03-03
7面
原町児童公園でごみを拾う児童

日知屋小クリーン活動−日向

 日向市の日知屋小学校(富永幸二校長、186人)は2月20日、校区内の五つの公園で地域クリーン活動を行った。

 地域の美化活動に積極的に取り組む態度を育て、自分たちの地域を美しくする活動を通して、ふるさとを愛する気持ちを育てるとともに、活動を通して地域の人と触れ合うことが目的。同校の十数年前からの恒例行事。

 児童らは学校から、それぞれ自宅近くの公園に徒歩で到着。担当教諭から注意を聞いた後、早速、軍手をはめ、袋を持って、ごみを拾って回った。拾ったごみは学校に持ち帰り、燃えるごみと燃えないごみなどに分別した。

 このうち、原町児童公園は、下原町区から登校する1〜6年生約30人が担当。児童たちは、花壇や木立の周囲、見落としがちな植栽の中も探すなど、約1時間、一生懸命に取り組んだ。

 5年生の甲斐莉亜(まりあ)さんは「探すと、あまり見えなかったお菓子の袋などがたくさんあり、『こんなにあるんだ』と驚いた。きれいな公園なので、ごみを捨てないでほしいと思った」と話した。

 清掃活動を見守った下原町区の市島荘史郎区長(73)は「月1回、区民で清掃しているが、子どもたちは小さいごみまでよく拾ってくれた」と、児童らの頑張りに感謝した。

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