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県高校野球大会2020
◆集大成、勝って終わる−日向
昨夏の甲子園予選経験者が多く、冬の強化練習で長打力が上がった日向。全力疾走の走塁をモットーに、優勝を狙って駆け上がる。
内倉廉は「甲子園に出場して勝つことが目標だった。それがなくなったときは現実か分からず、夢じゃないかと思った」と中止が決まった日を振り返る。
自主練習も次第にしなくなったが、監督が実施した3年生との個別面談の後、代替大会に気持ちを切り替えた。「集大成を、勝って終わりたい」。新たに目標を定めた。
「開催が決まって安心した」と話すのは畑中大輝。大会に向けて全力で練習に取り組んできた。「親と先生にこれまで支えてもらった。思い切りのいいプレーをして恩返しをしたい」。監督との面談でチームが一丸になったと言う。「初戦に勝って自分たちの流れに持っていく」と語る。
11日、サンマリンスタジアムで高千穂との県北対決に臨む。内倉は「小学と中学の大きな大会で優勝できていない。最後に頂点を目指す。積極的な走塁でホームベースにかえりたい」。柳田龍星は「夏の大会を最後に終われてよかった。ランナーがいたら絶対にかえす気持ちで打席に立つ。ホームランも打ちたい」。岩本光平は「全員の気持ちを大会にぶつける。初回に先頭打者で自分が出塁すると、点につながることが多い。何としても出塁する」。それぞれ力強く決意を述べた。
◆引退した仲間の分も−延岡
延岡は甲子園が中止となった後、受験準備のため3人が引退を決めたという。東剛志もその一人だった。「勉強と野球のどちらを選ぶか迷って、勉強を選んだ」。だが3年間を共にした仲間から説得され、現役続行を決意。「最後までやり切りたい」と気持ちを新たにした。
甲斐雅玖斗は「できることをやらないと後悔する」と語る。中学時代、右肘のけがの影響で最後の大会には出場できなかったという。一度似たような経験をしている分、今回も動じなかった。「プレーできることが幸せだということを味わいたい」。代替大会の開催を信じ、毎日ひたすら練習に打ち込んできた。「1戦1勝。サインプレーなど頭を使った攻撃で起点になれるようにしたい」と意気込む。
初戦は11日、アイビースタジアムで宮崎南と戦う。東は「守備からリズムをつくる。応援してくれた方々に感謝して3年間の成長を見せる」。中田太市は「自粛期間に自主練習を手伝ってくれた島野浦の祖父に、いい姿を見せたい。バッティングで得点に関わる」。
大城敏弘は「1試合1本。そして無失点の守備ができれば。チームのために何ができるか考えながらプレーしたい」。甲斐省吾は「引退した仲間も含め、ベンチ外の選手、保護者と一緒に勝つ。チャンスで打てるように頑張りたい」。それぞれの思いを胸に、最後の夏に臨む。
◆今できる最高のプレーを−延岡星雲
昨年の成績を超える3勝以上に燃える延岡星雲。高い攻撃力で戦う。
3年生は、例え最後の大会がなくても部活動をやり切ろうと話し合っていたという。「途中で辞めたらこれまでやってきた意味がなくなる。7人全員がそういう気持ちを持っていたと思う」と佐野優志。不透明な中でも、毎日の素振りは欠かさなかった。「開催してくれた方々に感謝している。目標を達成するため全力プレーで勝ちに行く」。
島田廉は「実感が湧かなくて、自分たちの代だけ夏の大会がなくて悔しい」と率直に思いを語る。それでも「後輩たちに意思をつないでもらう。最後まで全力を尽くす」と決意。「大会を開いてくれた高野連、お世話になった監督に感謝を示し、恩を返す」とモチベーションは高い。
甲斐椋太郎も「チーム一丸となって3年生みんなで頑張ろうと決めた。ここまで続けてこれたのは、親の支えがあったからこそ。先頭バッターなので、出塁して起点をつくりたい」と意気込む。
初戦は12日、アイビースタジアムで鵬翔と戦う。佐野は「どんな球にも食らい付いて1試合2回以上塁に出る。守備でもチームを引っ張れるように連携してやりたい」。島田は「今できる最高のプレーで結果を残す。エースで4番なので、攻守両面で勝ちにつなげられれば」と語った。