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ニワトリの産卵を見学−北浦小

本紙掲載日:2020-11-17
7面
ニワトリが卵を産む瞬間を見ようとのぞき込む児童
ひよこを友だち同士で乗せ合って楽しんだ

まなぶ農園で命に触れる−延岡

 延岡市立北浦小学校(三輪正憲校長、122人)の1、2年生37人が12日、同市北浦町市振のまなぶ農園(松原学代表)を訪れ、園内を見学。ニワトリが産卵する様子の見学や、ひよことの触れ合いを通し、生き物への感謝と愛着を深めた。

 同園は数年前から、同校の児童を招き、体験学習の機会を提供している。

 児童と対面した松原代表は、「ヤギ2頭、大人のニワトリ350羽、若鶏100羽、10月16日に生まれたひよこ100羽がいます」と紹介。「ひよこにとって皆さんは巨大な怪獣です。優しく触れてね」と呼び掛けた。

 早速鶏舎に案内された児童は、ひよこと触れ合った。最初は動き回るひよこを恐る恐る眺めていた児童。松原代表がそっと持ち上げ、頭や肩に乗せて見せると、真剣な表情でひよこを抱きかかえ、友だち同士で頭に乗せたり、歩き回る様子を見たりして、触れ合いを楽しんだ。

 また、ニワトリの産卵も見学。産まれたばかりの卵に「あったかーい」と驚いたり、「なんでぬれているの?」と不思議がったりする様子が見られた。

 1年生の波越幸之介さんは「ひよこがかわいかった。ニワトリは立って卵を産んでいてびっくりした。今度はニワトリの羽の裏とかを見てみたい」と話していた。

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