夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
高千穂高生6人が企画−西臼杵野球教室
高千穂高校独自の授業「未来探究」の一環で計画された西臼杵野球教室は12日、高千穂町の武道館と総合運動公園で行われ、同校野球部のほか、西臼杵郡内の小学生ソフトボールチーム、中学生軟式野球部の選手ら約140人が参加。さまざまなトップアスリートのコンサルタントとして活躍中の鴻江寿治さんを招いて本格的な技術を学んだ。
計画したのは、未来探究グループの2、3年生6人。このうち4人は夏まで野球部に所属していたという。けがや技術の伸び悩みなどを理由に高校で野球を辞める人が多かったことから、けがをしない体の動かし方を小中学生に学んでもらうことで、少しでも長くプレーしてもらおうと企画した。
開催のための資金は、クラウドファンディング(CF)に加え、郡内のスーパーなどに募金箱を設置するなどして集めたという。
教室は午前に講演、午後に実技の2部構成で行われた。巨人の菅野智之選手、ソフトバンクの千賀滉大選手、女子ソフトボール日本代表の上野由岐子選手も実践する鴻江さんの「鴻江理論」を学んだ後、これを基にキャッチボール、ノック、ティー打撃、走塁、投球などの実技練習を行った。
鴻江理論とは、人の体を猫背型の「うで体」と反り腰型の「あし体」の2タイプに分ける方法。うで体は手や腕といった上半身主導で動かし、あし体はその逆の下半身主導で動かす。それぞれのタイプに合った体の使い方を実践することが重要で、自身のタイプと逆の動きをしていると体に負担がかかり、けがをしやすいという。
理論を学んだ参加者らはタイプ別に分かれ、鴻江さんとKSA(コウノウエスポーツアカデミー)のスタッフに腕の振り方、バットにボールを当てるときのインパクトの仕方、捕球など細かく指導を受けた。鴻江さんが個別で行った投球練習では、菅野選手や千賀選手などの例を挙げて動かしやすい投げ方を習い、この日のうちに制球が良くなる生徒もいた。
未来探究グループのメンバー藤坂幸斗さん(3年)は「仲間と一緒に試行錯誤してなんとかできた。達成感とうれしい気持ちでいっぱい」と無事開催できたことを喜び、「即効性のある理論を学べてよかった。後輩や小中学生は、きょうのことを振り返ってパフォーマンスを上げてほしい」と話した。
指導した鴻江さんは「最後まで飽きずに真剣に付き合ってくれ、ついこちらも熱が入ってしまった。本能の部分を一番上手に使うことが大事。昨日の自分よりうまくなるよう努力し、それができたら自分を褒めてほしい」と語った。