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河原の秘湯、下鹿川小へ

本紙掲載日:2021-02-16
1面
温泉整備を目指す甲斐会長と旧下鹿川小学校の五右衛門風呂(12日、延岡市北方町下鹿川)
切り立った川岸を沿うようにホースを延伸
大自然の中に五右衛門風呂がある湯之谷温泉。奥に見えるのが源泉をためるタンク

湯之谷温泉を活用、交流場所へ−延岡市北方町

◆活性化委甲斐会長、ホースを約2キロ延伸

 延岡市北方町下鹿川の秘湯「湯之谷(ゆのたに)温泉」を、約2キロ離れた旧下鹿川小学校まで延伸する計画が進んでいる。下鹿川活性化委員会の甲斐光広会長(64)がホースを一本一本接続する作業を継続中。21日には学校敷地内にある五右衛門風呂に到達する予定で、甲斐会長は「地域の魅力を集めて、地区外の人たちと交流できる場所にしていきたい」と意気込んでいる。

 湯之谷温泉は、五ケ瀬川の支流・綱の瀬川の河原にある露天風呂。2005年の台風で一度、壊滅状態となったが、同委員会が16年に再整備した。利用者自らがまきで沸かして入浴する完全セルフサービス。県道上祝子綱の瀬線から山を分け入って川に下った先に五右衛門風呂があり、野趣あふれる隠れた温泉として県内外から人が訪れているという。

 人を引きつける魅力がある湯之谷温泉を有効活用できないかと考えていた甲斐会長が、地区の交流拠点となっている小学校跡地に温泉を引くことを発案。同委員会が再開発計画を市に提出し、補助を受けてスタートさせた。

 「鹿川は登山やロッククライミングで地区外から多くの人が来る。小学校は地域になくてはならない存在で、うまくいけば交流できる場所にできるかもしれない」と甲斐会長。今年1月中旬から、一人で作業を始めた。

 河原に設置してある源泉をためるタンクにホースを設置するところからスタート。1本120メートルのホースを切り立った川の左岸側を沿うように延ばしていった。今月12日には温泉から下流側の西畑ダム付近まで延び、あと2本ほどつなげば小学校に到達するという。

 小学校には体育館の屋外に五右衛門風呂があり、ここに温泉をためて楽しんでもらう計画だ。いずれは岩風呂も整備したいという。

 以前から小学校跡地を地域活性化に生かせないかと考えてきた甲斐会長。「下鹿川には登山やロッククライミングの聖地があるが、外から来た人たちが泊まる場所がない。鹿川にはいい条件がそろっている。いずれは小学校跡地を宿泊施設として有効利用できないだろうか」と先を見据えた。


□湯之谷温泉

1986年、旧北方町が泉源のある日之影町側の綱の瀬川右岸からパイプで左岸に引き込んだのが始まり。源泉の温度は28度の冷泉。24時間いつでも誰でも無料で入浴できるが、風呂釜に湯を張ったり、温めたりするなど全ての作業は利用者が行う。お湯を沸かすためのまきなどは持参する。場所は県道214号を道なりに北進。比叡山を過ぎると旧下鹿川小学校に着き、さらに道なりに約2キロ北進すると左手に小さな看板があり、山野斜面を下ると河原に浴槽がある。

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