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焼き畑の迫力を実感

本紙掲載日:2022-07-29
1面
火が燃え広がり白い煙が立ち上る山の斜面
火入れをする6年生
焼畑を体験した尾向小児童

尾向小の児童−椎葉村不土野

◆世界農業遺産の伝統農法

 椎葉村不土野の村立尾向小学校(宇都宮浩校長、26人)は26日、向山日添地区の民有林で焼畑体験学習を行った。同小焼き畑実行委員会(椎葉広典実行委員長)や保護者、同小卒の中学生、地区の青年団ら約80人の協力を得ながら、世界農業遺産に認定されている伝統農法を学んだ。

 同小学校で開会式があり、5月から準備を進めてきた椎葉実行委員長は「けがのないよう頑張ってください」と激励。宇都宮校長は体験学習が今年で34回目を迎えたことを伝え、「6年生が行う火入れは、名誉ある仕事。しっかり作業してほしい」と呼び掛けた。

 児童を代表し、椎葉憲佳さん(6年)が「待ちに待った火入れ体験。最初で最後なので一生懸命頑張りたい。下級生は私たちの姿を見ていてください」と意気込みを述べた。

 その後、児童らは学校から約8キロ離れた焼畑地(約2千平方メートル)へ車で移動。火入れの神事を行い、甲斐めぐみさん(同)が「このやぼに火を入れ申すへびわくど虫けらども早々にたちのきたまえ山の神さま火の神さまどうぞ火の余らぬようまた焼け残りのないよう御(おん)守りやってたもり申せ」と火入れの祈りを唱えた。他の児童も声をそろえて復唱した。

 火入れ作業は、代々6年生の役割。今年は5人で作業に当たった。保護者が手作りした自前のたいまつを用いて、枯れ草に点火。風によって流れ来る熱気に「熱い熱い」と苦戦しながらも、保護者らの指示に従いながら火を付けて回った。

 好天続きでしっかりと乾燥していた草木は、瞬く間に燃え広がり、バチバチとはぜる音があちこちで響き、真っ白な煙が漂った。火の勢いが収まった頃合いを見て、中学生や保護者らが延焼しないよう放水。消火後は、児童全員でソバの種まきも行った。

 椎葉龍平さん(同)は「思っていたよりも迫力があって、熱くて汗が尋常じゃないほど出た。貴重な体験ができてよかった」と話した。

 同小では今後、10月に焼畑地でソバの収穫、11月には収穫祭と発表会を行う予定という。

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