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助けられ支えられ、営業再開

本紙掲載日:2022-10-21
3面
出荷する弁当を車に積み込む甲斐さん(20日)=撮影時のみマスクを外しました

「皆さんのおかげ」

◆台風・床上浸水−北方町曽木の飲食店

 台風14号で甚大な被害を受けた延岡市北方町曽木の飲食店「旬房霧子乃里」は、浸水被害で電化製品や調理器具、食材など多くを失いながら、約2週間後の今月1日に営業を再開した。代表の甲斐ひろ子さん(73)は「皆さんの協力のおかげ」と感謝の思いを胸に弁当作りに励んでいる。

 同店は弁当や総菜を中心に営業。道の駅や市内のスーパーなどでも販売している。

 台風14号では、低いところで床上160センチ浸水。業務用の大型冷蔵庫は逆さまに倒れ、ガス台、製氷機、レンジなどは散乱した。鍋やざるなどの調理器具も水に流され、床にこぼれた調理用の油と流れ込んだ泥で、室内はドロドロだった。

 しかし被災直後から、近所の人や消防団、市内のボランティアらが駆け付け、軽トラック50台分にも及ぶ災害ごみを搬出。甲斐さんらも毎日、片付けに明け暮れた。

 先月末には、夕刊デイリー新聞の「伝言板」コーナーに冷蔵庫や冷凍庫、炊飯器、電子レンジ、フードプロセッサーなどを「譲ってほしい」と投稿。数日のうちに求めていた物の多くが寄せられた。他にも近所の人が米や野菜を提供してくれるなど、多くの善意が届いたという。

 「年内の営業は無理だろう」と周りから心配されたが、今月1日、量は少なかったものの道の駅に出荷。商品棚に並べるときは、「皆さんへの感謝と、ここまでできた、やればできるという思いで涙が出た」という。

 再開した今も、佐賀県や大分県のボランティアが「営業に必要な物はそろいましたか」と毎週足を運び、電化製品などを届けてくれている。

 「人の優しさに触れ、ありがたい言葉や頑張っての声に元気が出た」と感謝の言葉が次々と出る甲斐さん。「皆さんに喜んでもらえる弁当や総菜を、頑張って出していきたい」と笑顔で話した。

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