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祝子川河川敷、すっきり

本紙掲載日:2022-12-01
8面
清掃活動に参加した皆さん(提供写真)
特設釣り堀で行われたニジマス釣り大会

地区住民らが清掃活動−延岡市大野町

 延岡市大野町の祝子川河川敷でこのほど、河川清掃活動が行われ、地区住民や市民ら約200人が参加し、河川敷や周辺に落ちているごみなどを拾った。

 青少年育成活動の一環として、黒岩地区青少年育成協議会「せせくる会」(西村敏明会長)と祝子川漁業協同組合(江上敬司郎組合長)が主催。参加者は河川沿いや付近の広場など、会場周辺に落ちているペットボトルやトタン板などのごみや流木を回収した。

 家族で参加した同市愛宕町の恒富小学校2年生山野生真さん(8)は、「ごみがいっぱい落ちているんだなと思った。拾ってすっきりした」と話していた。

 清掃活動の後、祝子川漁協が提供したウナギの稚魚8キロとモクズガニ25キロを子どもたちが放流。なかなかつかめないウナギに悪戦苦闘しながらも、「大きくなってね」と川に放していた。

 また、NPO法人「ひむか感動体験ワールド」事業部長の成崎聡さん(54)が「流域でカヌーやボルダリングなどが楽しめる」と祝子川の魅力を説明。特設の釣り堀で行われたニジマス釣り大会では、参加者らが一斉に釣り糸を垂らし、魚が掛かるたび歓声を上げていた。

 清掃活動は今年で22年目。せせくる会の西村会長は「このようなイベントをこれからも長く続けていければ」と話していた。

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