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フードロス学び、語り合う

本紙掲載日:2022-12-06
8面
社会的課題について参加者全員で考えた「宮崎ソーシャルシネマ」

映画鑑賞や対話通し社会的課題考える・延岡

 映画を見て、話を聞いて、意見を交わす「宮崎ソーシャルシネマ」が11月26日、延岡市のwaiwaiPLAYLAB(ワイワイプレイラボ)であった。フードロスを扱った映画鑑賞やトークセッションを通し、自分たちにできることを考えた。

 社会的課題を扱った映画を上映し、語り合うことで新たな学びや交流の場をつくろうと結成した同プロジェクト実行委員会(山中はるな代表)が主催。

 「世界の問題をジブンゴトに」をテーマに、年度内に3回の実施を予定している。

 1回目の今回はドキュメンタリー映画「もったいないキッチン」を上映。フードバンク日向の長友慎治理事長をゲストに迎え、山中代表とトークセッションを行った。

 フードロスが起こる仕組みや社会的構造についての紹介に続き、参加者がグループをつくり、思いや感想を共有。飲食店で働いた時に廃棄量に衝撃を受けた経験、日頃実践しているエコ料理法について紹介する人もいた。

 長友理事長はフードドライブ(未使用の食料品を学校や職場などで集め寄付する活動)の現状について、物価上昇で個人からの寄付が減っていること、フードバンク日向で利用者が昨年の1・5倍になるなど、コロナ禍で必要な人が増えていることを紹介。

 一方で、県内でフードドライブを庁舎内に常設しているのは日向市だけだとして、「フードバンク日向があったから。アクションを起こせば地域から変わっていくと体験した」と話した。

 トークでは、輸送費が必要なはずの海外産が国産よりも安価なこと、児童労働などが背景にあることなどについても言及した長友理事長は「誰かを泣かした上で成り立っていないかと問い掛けるのを世の中全部でやるのがSDGs。

 自分が起点と思い、みんなでやっていけば延岡から変わっていける」とまとめた。

 授業で「貧困と飢餓」について研究を進めている延岡商業2年の甲斐葵衣さん(17)、井之上しずくさん(16)、甲斐翔愛さん(16)は「映画の中で廃棄されている量の多さに驚いた。捨てられる分が必要としている人に行き渡ればいいのにと思った」と話し、「小学校の時にベルマークやペットボトルキャップを集めていたように、学校でフードドライブに取り組んでみたいと思った。参加したからこそ、延岡商業で取り組み、発信していきたい」と話した。

◆2回目は17日開催

 2回目は、17日午後2時から延岡市のワイワイプレイラボで戦争をテーマに開催。「アレッポ最後の男たち」を上映後、戦争体験の語り部として活動する新名和子さん、人権と平和を守る若者グループHuRPの高校生がトークセッションを行う。

 料金は一般1000円、学生500円。「イベント応援寄付付きチケット」は3000円で販売する。希望者はホームページから申し込む。

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