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4年ぶり、延岡市郷土芸能大会−地域に根付く伝統熱演

本紙掲載日:2023-08-30
8面

特別出演−荒踊(五ケ瀬)、深角団七(日之影)

 第33回延岡市郷土芸能大会は20日、延岡市の野口遵記念館であり、市内15団体、特別出演2団体から約300人が参加、各地で伝承されている舞や唄などを披露した。主催は市郷土芸能保存会、市、市教育委員会。

 大会は、伝統文化の普及、伝承に取り組む市民団体の発表の場として1987年から開かれている。

 今大会は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。「郷土に根付く物語」「古(いにしえ)より伝わる人々の祈り」をテーマにした2部構成で、延岡ばんば音頭保存会など4団体による「団七踊り」で華やかに幕を開けた。

 北川町のくまた保育園と長井保育所の園児は、豊作と繁栄を祝って家々を回り、稲わらの遊具「わらぼて」で庭先をたたく市指定無形民俗文化財「亥(い)の子まつり」を元気いっぱいに発表。このほか、同じく市指定無形民俗文化財で臼太鼓やほら貝、鉦(かね)を鳴らして五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する「行縢臼太鼓踊り」や、かつて港町として栄えた大武町に伝わる「櫂伝馬(かいでんま)踊り」、市振、早日渡、大峡各神楽保存会による神楽など、多彩な芸能が次々と披露された。

 県指定無形民俗文化財で延岡市伊形地区に伝わる「伊形花笠(がさ)踊り」は、津波が7日7晩も続き、村人たちが神仏に救いを求め祈ったところ、7羽のシラサギが現れ、波を引かせたという伝説に由来。この日は、伊形小学校の児童が前垂れの付いた三角の花笠と白い衣装に身を包んで披露し、日吉愛結さん(12)は「緊張したけど、最後まで踊り切れて、拍手ももらえたので、うれしかった。(踊りは)学校の伝統。ちゃんと覚えて、次の世代にもつなげていきたい」と話していた。

 また、五ケ瀬町の荒踊保存会、日之影町の深角団七踊り保存会が特別出演。荒踊保存会は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録されている「風流踊(ふりゅうおどり)」の一つ「荒踊」を、深角団七踊り保存会は県無形民俗文化財に指定されている踊りを発表した。

 市郷土芸能保存会の今田晴子会長は「昔、大会に出演していた子の子どもが、参加してくれていたりと、伝統が受け継がれていることを実感し、とてもうれしい。年に一度の発表の場は、各団体にとっても励みになっていると思う。今後を大会を継続し、地域の郷土芸能を、市内全体で盛り上げていければ」と話していた。

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