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記紀みらい塾−延岡の神話・伝承

本紙掲載日:2023-09-05
8面

県立看護大・大館教授が解説−尚学館中・高等部

 延岡市大峡町の延岡学園尚学館中学校・高等部(柳田光寛校長)でこのほど、宮崎の神話について学ぶ出前授業「記紀みらい塾」があった。高等部1、2年生約80人が受講。県立看護大学教授の大館真晴さんが「延岡市にまつわる神話伝承について」と題し話した。

 大館さんは冒頭、記紀とは、712年に書かれ日本最古の書物と伝わる「古事記」と、2番目に古く720年に書かれた「日本書紀」を指すことを説明。「記紀には宮崎が舞台になったお話がたくさん出てくる。つまり、奈良時代の都人にとって宮崎は歴史を語る上で外せない重要な場所だった」と紹介した。

 「高千穂のくしふるだけに下りて来た」というニニギノミコトが祭られているのが、同じ大峡町にある竹谷神社。「荒神」という神楽の舞は、ニニギノミコトが高千穂峰に下りて来た時に道案内をしたサルタヒコをモデルにしたと伝わることを紹介すると、神楽を舞う生徒らから感嘆の声が漏れた。

 また、ニニギノミコトはコノハナサクヤヒメと結婚するが、コノハナサクヤヒメについて「笠沙の岬に麗しき美人(おとめ)に会いけり」という記述があることも紹介。

 「笠沙の伝説が残るのが延岡市の愛宕山」だとして、「一番古い書物である古事記で、一番最初に出てくる美人と言う言葉がコノハナサクヤヒメを指している。コノハナサクヤヒメが日本で最初の美人ということは、日本で最古の美人が宮崎の女性」と論理立てて話すと、生徒からは歓声が上がった。

 講演後には、探究学習で神社や神話について学んでいる生徒たちとの座談会も行われ、生徒からは竹谷神社や延岡に残る神話、神楽に関する質問などが寄せられた。

 高等部2年の福島叶乃さん(17)は「日本各地に信仰心があることや、古来ゆかりの伝承の地があることが分かった。探究の時間で調べて、皆さんに知ってもらえるようにしたい」と話した。

 記紀みらい塾は、次世代を担う子どもたちが宮崎にまつわる神話や伝承などに触れ、ふるさとに対する愛着や誇りを育むことを目的に県が実施。今年度は、高千穂高校や美々津小などでも予定されている。

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