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角団七踊りを披露

本紙掲載日:2023-10-09
8面

保存会が全12段−日之影町

 日之影町に伝わる「深角団七踊り」を披露する第25回深角団七まつりが8日、同町七折の深角地区地域交流センター(団七の館)であり、大勢の見物客が飲食を囲んで鑑賞した。主催は同まつり実行委員会(委員長・甲斐幹男深角公民館長)。

 団七踊りは1637年、奥州仙台(現・宮城県白石市)で代官志賀団七に父を斬殺された娘2人のあだ討ちが踊りになって全国へ広まったもので、1887年ごろ、同地区に伝わったとされる。

 物語は全12段で構成。扇子を使った手踊りに始まり、刀、くわ、鎖鎌などを持った踊り手が太鼓や音頭に合わせて打ち合う勇壮な振り付けが見せ場となる。現在は、お盆の供養踊りとともに各家庭などで奉納され、2007年に県の無形民俗文化財に指定された。

 この日は、深角団七踊り保存会(甲斐秀明会長、約20人)に地元の小中高生を含む総勢約40人が出演し、全12段を踊った。保存会員が奏でる太鼓と囃子(はやし)に合わせ、舞台の袖から袖にかけてゆっくり進む組踊りを披露。武具を手にした姉妹があだ討ちを成し遂げると、拍手が湧いた。

 踊りの前には、今回初の試みとして「志賀団七物語」の紙芝居をスクリーンに映し、物語の流れや振り付けの意味を解説した。

 会場ではおにぎり、煮しめ、酒類等の販売が行われ、世間話にも花が咲いた。商品券やお楽しみ袋が当たる抽選会とカラオケ大会もあった。

 息子夫婦が保存会員という甲斐キミエさん(90)=同町七折=は「毎年見に来ていますが、刀やくわで打ち合う場面は何度見ても見応えがあります。伝統の継承を通じて地元が盛り上がるとうれしい」と目を細めた。

 保存会の甲斐会長(76)は「会員ももちろんですが、毎年出演してくれる子どもたちの頑張りが心強い。地域全体で継承するという機運を高め、団七踊りがいつまでも踊り継がれていくことを願います」と話していた。

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