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子ども食堂に手作り菓子

本紙掲載日:2023-10-23
3面

心を込めて−延岡学園高調理科生

◆材料費はダイナム延岡店寄付

 延岡学園高校調理科の生徒10人は21日、延岡市桜ケ丘集会場で「みんなの食堂・牧」(小川靖子代表)が開いた子ども食堂イベントに参加し、自分たちで手作りした焼き菓子を提供して喜ばれた。パチンコホールのダイナム宮崎延岡店(延岡市川原崎町、吉田大吾店長)が費用を負担し、配布品も寄付した。

 生徒たちは前日に学校の調理室で、チョコチップ入りのパウンドケーキとフィナンシェ、ブラウニーの3品をそれぞれ40個焼いて、1個ずつ袋詰め。当日は調理服姿で参加し、善意で寄せられた米やカップ麺、調味料、日用品などの提供品とともに来場者へ配布した。

 初めて子ども食堂を訪れたという調理科3年の井本尊雅さん(17)は「道の駅などでの販売実習と違い、今回は子どもたちが喜んでくれるようなお菓子を選びました。笑顔で食べてもらえたら」と、続々と訪れる来場者と積極的に交流していた。

 みんなの食堂・牧は2019年12月に発足し、保育施設の職員有志や賛同する住民らで活動。現在は東海、東海東、川島小校区の公民館などで毎月、子育て世帯や、頻繁に買い物に行けない高齢者らに向けて、食事や食料・日用品を提供しており、中高生のボランティアも毎回参加している。

 一方、ダイナムグループは、生活困窮者など社会的弱者の支援を目的とした地域共生部門を設け、各店舗が地域ごとに活動を展開。延岡店は市内6カ所の子ども食堂への支援を軸に、障害者らが生産した作物や加工品を購入して届けるなど、周囲にも支援の輪が波及するよう工夫して取り組みを進めている。

 みんなの食堂が昨年から延学調理科と協力して、生徒手作りの品を利用者に届けられないか模索していたところ、ダイナム延岡店が資金援助することで実現。この日は吉田店長から調理科の深田みゆき教諭へ寄付金7万円が贈られた。

 みんなの食堂は11月8日午前11時半から大武公民館で活動。12月には東海地区の小学校3校の子どもたちに向けたクリスマス企画も予定しており、ダイナム延岡店も再び協力することにしている。

 小川代表は「ダイナムさんにご支援いただき、学校が許可してくださり、生徒さんがやる気いっぱいでお菓子を作っていただいたおかげで、利用者の方々に喜んでもらうことができました」と感謝。

 深田教諭は「生徒が作ったお菓子を食べてもらうことで、『こんなこともできるんだ』と子どもたちに夢を与えられたら」と期待を込めていた。

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