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デートDV講座スタート

本紙掲載日:2023-12-13
3面
北方学園であったデートDVに関する講座
教員の実演を通し、思いやりのある伝え方も学んだ

相手も自分も大切に−延岡市

 延岡市は今年度から、交際相手から受ける精神的、身体的暴力を指す「デートDV(=ドメスティック・バイオレンス)」について学ぶ講座を、公立中学校でスタートさせた。今年度は5校で実施予定。4日は北方学園中学校(池野宗宏校長、66人)で行われ、1年生22人が受講した。

 市企画部男女共同参画推進室のDV防止強化事業の一環。若年層からの啓発が目的で、DV被害者サポートセンター「NPO法人ハートスペースM」(宮崎市、佐藤以津子共同代表)の橋口愛子さんと丹部陽子さんが講師を務めた。

 講座ではデートDVは親しい関係の中で起き、「交際している2人のどちらかが、いろんな力を使って相手を思い通りにすること」と紹介。身体的、精神的、経済的、性的、行動の束縛と監視の5種類があり、「相手のことを『怖い』と感じたら、それはデートDV」と強調した。

 ある調査では、高校生のカップルの4組に1組がデートDVの状態という。

 要因として、「自分のことを好きなら、自分を最優先にしてくれて当たり前と思っている」「好きになったら、相手は自分のものだと思っている」などを挙げた。

 暴力を受ける側も、「好きだったら、嫌なことでも我慢するのは当たり前」「相手が怒るのは、自分が悪いから」などと思い込んでしまう傾向にあるとし、「嫌と言えない、別れにくいのがデートDV」と述べた。

 また、相手も自分も同じように大切にすることが「尊重」で、怒りの感情を持つのはいいが、怒りを暴力で表すのはいけないとし、「怒って話すのではなく、怒っている気持ちを話す」よう促した。

 その手法の一つが「I(アイ)メッセージ」。「私はこう思う」「私はこうしたい」と、自分の気持ちを素直に伝える方法だという。

 自分の気持ちを一方的に押しつけてしまう「YOU(ユー)メッセージ」との違いを、教員の実演を通して学んだ。

 藤田和己さん(13)は「デートDVは、けんかと違って上下関係が生まれることが分かった。デートDVをしないように相手を尊重し、サインがあったら気付けるようにしたい」と話した。

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