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LL サイズ
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1枚 500円 |
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1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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市長選−15日告示、22日投開票
◆なくてはならない存在−医師不足と老朽化が課題
「存在するだけで安心できる心のよりどころ。先生や看護師さんなどとも気心が知れており、年寄りには慣れた病院が一番」
日向市東郷町福瀬地区に住む女性(85)にとって市立東郷病院はなくてはならない存在だ。同地区に嫁いで以来約60年間の〃かかりつけ医〃で、現在は週1回、足腰のリハビリのため、コミュニティバスで通院。持病の高血圧の薬ももらっている。年金暮らしで交通費がかさむ市中心部への転院は考えられないという。
同町八重原区長公民館長で、東郷地区区長公民館長会副会長の福畑己喜男さん(67)=同区=は「存続を前提に専門家たちで協議中と聞いているが、どんな形態になるのか不安を感じている住民は多い。規模を縮小し、ベット数を減らしてでも、入院が可能な施設の存続を望む」と住民の声を代弁する。
同病院は合併前の1974年に建設された同町で唯一入院施設を持つ医療機関だった。以前は常勤医3人体制で内科、外科、整形外科、リハビリテーション科の診療をしていた。
医師の退職が相次ぎ、2015年7月から入院患者の受け入れや平日時間外・休日の診療を休止。18年4月に再開したものの、昨年5月には常勤医が整形外科医1人体制となり、同8月から内科診療とともに入院、救急患者の受け入れを再休止した。今年4月から内科専門の常勤医が着任する予定だが、入院受け入れなどの休止は継続される。
患者数も14年度まで2万人台後半で推移していたが、15年の休止の影響は大きく入院、外来とも再開前の患者数まで回復しなかった。14年度以降は一般会計から補助金を投入しても赤字が続き、累積欠損金は19年度末で1億1507万円を見込んでいる。一般会計からの繰り入れも15年度1億5373万円、17年度1億7780万円、18年度2億8780万円と膨らむ一方だ。
昨年8月には同病院の方向性を考えるため、有識者や関係機関、住民代表で構成する在り方検討会が発足。東郷地域における持続可能な医療の確保について協議を続けている。同検討会の答申を踏まえ、6月定例市議会で市の方針が示されることになっており、医師不足と施設老朽化の問題を抱える東郷病院も新たな段階に入る。
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任期満了(3月30日)に伴う日向市長選挙は15日告示、22日投開票される。市長選を前に日向市の主な課題を3回に分けて紹介する。