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8月4日、水郷延岡発祥「橋の日」

本紙掲載日:2022-08-01
8面

清掃や慰霊−平和法要など

 橋への感謝を示す延岡発祥の水辺イベント「第37回延岡『橋の日』」(野中玄雄代表)は4日、同市の大瀬川に架かる安賀多橋とその周辺河川敷で行われる。昨年同様、新型コロナウイルス感染防止を徹底し、清掃や慰霊・平和法要、合唱、ウオーキングなどが予定されている。同実行委員会(塩月隆久委員長)主催。

 テーマは「守ろう!〃水郷延岡〃豊かな自然」。国土交通省延岡河川国道事務所や県延岡土木事務所、延岡観光協会、延岡華道連盟、延岡警察署、延岡市など官民各団体が参加する。

 当日は午前5時50分から、橋の歩道や欄干、周辺の河川敷、堤防などを清掃。その後、参加者全員でラジオ体操をする。

 式典は同6時30分から。慰霊と平和の祈り、延岡少年少女合唱団による合唱、宮崎競翔連合会による放鳩(ほうきゅう)、橋上でのウオーキングと水辺ウオッチングを行い、同7時30分ごろ解散する。

 野中代表は「水辺から環境を見詰め、その保全を目指す活動。水郷延岡の豊かな自然に心を注ぐこの機会が、SDGs(持続可能な開発目標)推進にもつながれば」としている。

■橋の日

 延岡市出身の湯浅利彦さん(80)=宮崎市=が橋への感謝と河川の浄化、水郷延岡の発展を願って1985年に提唱。今山大師住職の野中代表ら地元有志が協力して86年8月、全国に先駆けて延岡市で第1回イベントが実施された。

 以降、湯浅さんは全国で啓発に努め、日本橋(東京)、戎橋(大阪)、明石海峡大橋(兵庫)など各地の名橋から賛同を得ている。94年には日本記念日協会が8月4日を「橋の日」に認定。2015年には全国47都道府県でのイベント開催を達成している。



◆多くの縁に感謝−提唱者の湯浅さん(延岡市出身)

 「橋の日」提唱者で延岡市出身の湯浅利彦さん(80)=宮崎市=は、4日を前に「最近は過去を振り返ることに意義を感じている。これまでに得られた多くの人たちとの縁を再確認でき、改めて感謝の気持ちでいっぱい」と全国各地の仲間への思いを語った。

 40年以上前から残している自身の活動記録のうち、今でも最初に目に付くのは2015年7月3日の出来事。午前9時ごろ、滋賀県職員から同県大津市の瀬田川に架かる「瀬田の唐橋」が橋の日活動に参加するとの連絡があったという。

 全国47都道府県での実施が確定となったこの日は、偶然にも30回の節目を迎える延岡橋の日の準備会当日。早速、会合の場で報告すると、関係者から喜びと祝福の声が寄せられた。7年前の節目を思い返し、「発祥の地延岡は、実行委がしっかりかじ取りして官民各団体もうまくまとまっている。そんな皆さんからの温かい言葉が本当にうれしかった」と目を細める。

◇肩肘張らずが長続きの秘訣

 提唱から37年。年々、全国で仲間が増え続けていく中、湯浅さんは「あくまで各地が自由に活動してもらうことが大切。私も肩肘張らずフリーの立場で見守らせてもらっている。それが『橋の日』の長続きの秘訣(ひけつ)だと思う」と話している。

◇新たに4橋が活動の輪に

 湯浅さんによると、今年は新たに大分県中津市の「耶馬渓橋」、茨城県大子町の「袋田の滝吊り橋」、群馬県渋川市の「河鹿橋」、岩手県盛岡市の「開運橋」が活動の輪に加わる見込み。

 このうち耶馬渓橋は、国の名勝に指定されている耶馬渓の観光開発で1923年に建設された8連アーチ橋で、国内に現存する石造りのアーチ橋としては最長(約116メートル)。来年は建造100周年で、今年5月の文化審議会では重要文化財への指定を答申された。

 湯浅さんから橋の日ののぼりを受け取ったという耶馬渓橋100歳記念実行委員会の河野孝子実行委員長(74)は「来年の記念事業に関する計画を策定中。頂いたのぼりも活用しながら、振興や啓発に努めたい。橋の日に合わせてスケッチ大会などを行っていく予定」としている。

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