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地域貢献・保井ケ浜を清掃

本紙掲載日:2022-08-04
8面
保井ケ浜を清掃した「ま〜いける会」の皆さん(17日、門川町)=提供写真

25年目迎えた「ま〜いける会」−門川

 門川町の有志グループ「ま〜いける会」(松村博澄会長、26人)は7月17日、同町の保井ケ浜(やすいがはま)を清掃した。「海の日」に合わせ年1回、町内の海岸清掃に取り組んでおり、今年で25年目を迎えた。

 同会は1997年、同町の地域リーダー養成講座「かどがわ大学」の3期生13人で結成。アメリカ西海岸への研修旅行後、「何か地域貢献はできないか」と、同年から年1回の海岸清掃に取り組んでいる。

 結成時の会の名前は「マイケル会」。結成のきっかけとなった研修旅行の旅行会社担当者の名前から付けられたが、その後、現在の「ま〜いける会」に変更された。

 保井ケ浜は遠見山の南側に位置する。この日は会員ら15人が参加し、約1時間半かけて駐車場周辺の草刈りや、砂浜のごみ拾いに汗を流した。

 刈った草は高さ2メートルほどに伸びており、拾い集めたごみは45リットルサイズのごみ袋12袋分になった。また例年、暑さ対策が求められるが、今年は曇り空だったため涼しく、作業は順調に進んだ。

 「清掃後の親睦会も楽しみの一つ」と松村会長(77)。「ここまで続けてこられたのは、会員一人一人が意識を高く持っているから。今後もできる限り続けていけたらと、みんなで話しているところ」という。

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