東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り

本紙掲載日：2022-09-06

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伊勢えびをＰＲする実行委員長の鍋田さん（左）と橋本優さん

佐伯市と延岡市１９回目の開催－１１月３０日まで

◆３０店舗が参加－コース料理やフォトコンテスト

　伊勢えび料理などを通して延岡市と大分県佐伯市の食をＰＲする「東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り２０２２」が２日から始まった。毎年、伊勢えび漁解禁に合わせて、観光協会が県境を越えて取り組んでいるイベント。１９回目の開催となる今年は、延岡市から７店舗、佐伯市から２３店舗が参加し、コース料理の提供やフォトコンテストなどで両市をつなぐ海道筋の食をＰＲする。期間は１１月３０日まで。

　初日は、延岡市北浦町古江のお食事処「さとう」（佐藤英治店主）で試食会が開かれ、延岡観光協会（盛武一則会長）と佐伯市観光協会（岩本光生会長）の関係者らが出席。盛武会長が「今年も無事開催でき、大変喜ばしい。しっかりと海道の発展に尽くしていきたい」とあいさつし、全員で約３カ月間のイベント成功への機運を高めた。

　出席者は、この日同町で水揚げされたばかりの伊勢えびの刺し身やみそ汁などを堪能し、読谷山洋司延岡市長、田中利明佐伯市長は「ぷりぷりの食感と甘みが素晴らしい」と地元の名産に太鼓判。実行委員長を務める鍋田荘一郎さん（４３）は「待ちに待った季節がやってきた。海道筋の景色も楽しみながら伊勢えびの味を楽しんでほしい」と参加店舗への来店を呼び掛けた。

◇ご長寿お祝いプレゼント抽選会も実施

　会場では、試食会に先立って事前に募集していた「おじいちゃん、おばあちゃんご長寿お祝いプレゼント」の抽選会も行われた。

　子や孫から７０歳以上の家族にプレゼントを贈ってもらおうという恒例の敬老企画で今年は７８通の応募があり、抽選の結果、県内外４人に伊勢えび料理ペア食事券（１万３２００円相当）が当たった。当選者には敬老の日（１９日）までに郵送される予定。

　東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り２０２２の参加店舗は次の通り。

［延岡市］北浦町＝料理処丸金、お食事処臨港、お食事処さとう、海鮮の宿さざれ石高島、潮香ノ宿髙平屋、道の駅北浦レストラン海鮮館▽須美江町＝民宿紺碧

［佐伯市］塩湯、ホテル金水苑番匠亭、お食事処伊勢家、海鮮の宿まつ浦、つるみテラス、鶴見海望パーク、食事処ひょっとん、民宿白鷺、民宿先の家、民宿あじあみ、民宿清水マリン、民宿・海業まるに丸、民宿しまんご、道の駅かまえレストラン海鳴り亭、ますの寿司、お食事処コサカ、正寿し、民宿増田、民宿いとう、かまえインターパーク、すし処魚一、御料理民宿三休、かまえ食堂丼どん。