総務省や県市町村「調査員に協力を」
本紙掲載日：2022-09-07
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２３〜３０日、就業構造基本調査
総務省統計局や県、市町村は２３〜２９日に「就業構造基本調査」で調査員が戸別訪問する世帯に対し、調査への協力を呼び掛けている。
同調査は国が実施するうち、特に重要な基幹統計調査として５年ごとに実施。ふだん仕事をしているかどうか、就業に関する希望や異動、育児・介護の有無などを調査し、正規・非正規雇用者の就業状況の違い、高齢層・若年層の就業状況、育児・介護と就業の関係などについて、全国・地域別で明らかにすることを目的としている。
県内では現在、統計調査員が６５９調査地区を確認して調査実施を告知中。今月２３〜２９日の期間中、調査地区から無作為で選定した世帯へ調査員が訪問して調査票を配布する。調査員は非常勤職員で、必ず県が発行した調査員証を携帯する。
調査対象は全国約５４万世帯（１５歳以上の世帯員約１０８万人）で、うち県内は約１万世帯（同約２万人）。回答は紙の調査票に記入して後日、調査員に提出するか、郵送、インターネットも利用できる。
総務省統計局は「統計法では、基幹統計調査を受ける人には報告の義務を、調査を実施する関係者には調査によって知ったことを他に漏らしてはならない義務を規定しています。さらに、これらに反したときには罰則が定められています」として、理解を求めている。