県代表牛出品者ら無事故と必勝を祈願
本紙掲載日：2022-09-15
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１０月６〜１０日、全共鹿児島大会
第１２回全国和牛能力共進会鹿児島大会（１０月６〜１０日）を約３週間後に控えた１４日、宮崎市の宮崎神宮で祈願祭が行われ、県代表牛出品者ら参列者約７０人が「チーム宮崎」の必勝と代表牛などの無事故を祈った。
神事では、４区（繁殖雌牛群）に出場する高千穂町の藤原和昭さん（６３）ら代表者５人が、玉ぐしをささげた。参列者は代表者に合わせて拝礼し、４大会連続の内閣総理大臣賞受賞と牛や出品者らの無事故を祈った。
この後、宮崎観光ホテルで打ち合わせ会と壮行会が開かれた。出品者らは輸送計画などを確認。ＪＡ高千穂畜産部の佐藤紀文部長の発声で頑張ろう三唱し、本番まで日本一の努力と準備を続ける気持ちを新たにした。
東臼杵唯一の代表として３区（若雌２）に挑む延岡市石田町の織田直行さん（３９）は「まだ課題はあるが、最高の状態で本番を迎えられるよう改善していきたい。そして、必ずてっぺんを取りたい」と抱負を述べた。
６区（総合評価群）種牛の部に出場する高千穂町の馬崎太志さん（２８）は「大会まで牛に無理をさせず、人間ができる最大限のことをやっていきたい。日本一になり、宮崎牛のブランドをさらに広めたい」と話した。
５年に１度開催される全国和牛能力共進会は〃和牛のオリンピック〃と呼ばれ、県勢は４大会連続の内閣総理大臣賞受賞を目指す。この偉業に挑戦する県代表牛２２頭のうち、県北からは１０頭が全共鹿児島大会に出場する。