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閉所−延岡市災害ボランティアセンター

本紙掲載日:2022-09-29
3面

9日間で延べ861人、128件を支援

 延岡市社会福祉協議会(柳田泰宏会長)は28日、同市三ツ瀬町の本所と同市北方町の北方支所に開設していた「延岡市災害ボランティアセンター」を閉所した。支援要請があった世帯での作業におおむねめどが付いたため。今後は通常のボランティアセンターに業務を移行し、被災者からの相談に対応する。

 災害ボランティアセンターは、市内の被害状況を受けて県内で最も早い20日午前に開設した。早速、開設日から活動を始めると共に、一般ボランティアを募集。社協職員によるニーズ調査や直接ボランティア要請があった世帯などに、ボランティアを派遣してきた。

 社協によると9日間で延べ861人が活動し、対応件数は128件。1件の作業に当たった人数でカウントしており、1日に複数カウントされている活動者もいる。

 被災世帯が多く、ボランティアの確保に苦戦したものの、3連休の23〜25日には、学生や県外からのボランティアら、3日間で延べ497人が活動した。

 社協は、活動に携わった多くのボランティアや関係団体、開設以降、多数の支援物資の寄贈があったことに感謝し、「引き続き活動へのご理解、ご協力をお願いいたします」としている。

 なお、被災者からの支援要請には今後も対応していく。問い合わせは延岡市社会福祉協議会(電話延岡32・6555)。

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