のべおか天下一薪能−８日、延岡城址二の丸広場
本紙掲載日：2022-10-05
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第２５回のべおか天下一薪能（てんがいちたきぎのう）が８日午後５時３０分から、延岡市本小路の延岡城址（し）二の丸広場で行われる。
雨天の場合は、同市東浜砂町の延岡総合文化センター大ホール。主催は、ＮＰＯ法人のべおか天下一市民交流機構、市、市教育委員会。演目は、２００１年以来２度目の能「土蜘蛛（つちぐも）」、初公演となる能「巻絹（まきぎぬ）」、狂言「蝸牛（かぎゅう）」。出演は、観世流能楽師シテ方の片山九郎右衛門さん、大蔵流狂言師の茂山千五郎さんら。
昨年は新型コロナウイルスの感染防止の観点などから、会場を延岡総合文化センターに変更。今年は３年ぶりに延岡城址の「千人殺し」の石垣を背景にした公演となる。
公演には例年、同機構が０２年から取り組む「こども能プログラム」の子どもたちも出演。今年は７人（小学１年〜大学２年）が出演する。
能「土蜘蛛」では侍女・胡蝶（ツレ）役を鮎川愛美さん（延岡星雲高３年）、頼光の従者（トモ）役を川��将宏さん（延岡中１年）が務める。
また、山本碧乃さん（南小１年）と山本柚香さん（同２年）が仕舞「老松（おいまつ）」、友清茉耶さん（延岡小４年）が仕舞「合浦（かっぽ）」、下沖美乃莉さん（延岡学園高１年）が仕舞「経正（つねまさ）」、甲斐美乃里さん（九州保健福祉大２年）が仕舞「天鼓（てんこ）」を舞う。
チケットはＳＳ指定席１万円、Ｓ指定席８０００円、Ａ自由席５０００円。Ａ自由席は残りわずか。延岡総合文化センター、延岡城・内藤記念博物館で取り扱っている。Ａ自由席に限り、チケットぴあ（Ｐコード５１３８９０）で購入できる。当日券もある。
問い合わせは同交流機構（電話延岡３３・０２４８）まで。
また、新型コロナウイルス感染防止のため、観客席の間隔を広めに取り、入場の際は検温、手指消毒、マスク着用、名簿作成などの対策を徹底する。