みんなでつくろう安心の街

本紙掲載日：2022-10-07

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秋の全国地域安全運動を前に開かれた延岡地区地域安全大会

全国運動を前に地域安全大会－延岡

　１１～２０日の秋の全国地域安全運動を前に、延岡地区地域安全大会が１日、延岡市総合文化センターで開かれた。主催は、延岡地区防犯協会（野中玄雄会長）と延岡警察署（黒瀬信太郎署長）。新型コロナウイルス感染拡大の影響で３年ぶりの開催となった。

　全国統一のスローガンは「みんなでつくろう安心の街」。運動の重点は、①子どもと女性の犯罪被害防止②特殊詐欺（うそ電話詐欺）の被害防止③鍵掛け徹底による自転車盗難等の被害防止－。期間中は運動を通して各関係機関とも、安心安全なまちづくりに向けて防犯意識を高めていく。

　最初に、野中玄雄会長が主催者あいさつ。管内の犯罪摘発数が２００２年をピークに減少していることを挙げ「これもひとえに皆さまが一体となって取り組んできた自主的な防犯活動の成果」「協会としては、今後さらに各関係機関との連携を強め、犯罪のない安心安全なまちづくりに向けて最善の努力を注いでいきたい」と話した。

読谷山洋司市長、本部仁俊市議会議長、實藤陽一刑事官の来賓あいさつに続き、全国防犯協会連合会の功労表彰の５人に賞状を伝達。延岡地区防犯協会地域安全功労者・団体計９組にもそれぞれ表彰状や感謝状を贈った。

　続いて、延岡警察署少年補導職員の石本佳映さんが、「地域安全運動の担い手として『みんなでつくろう安心のまち』を合言葉に安全で安心して暮らせる地域社会の実現を目指して一層努力する」と大会宣言を読み上げた。

　この後、署生活安全課地域安全係長の村上泰昭さんによる講話があり、管内で被害が拡大する「うそ電話」の事例や手口、その対策などを話した。

　アトラクションもあり、県警音楽隊とカラーガード隊が３年ぶりに演奏。カラーガード隊の歌とダンスも花を添えた。

　最後は協賛事業所などからの提供商品が当たるお楽しみ抽選会もあり、会場は当選者をたたえる温かな拍手に包まれた。

　表彰を受けた個人・団体は次の通り。

【全国防犯協会連合会等表彰】全国防犯協会連合会防犯功労者（金章）＝太田五生▽同（銀章）大野康男▽県防犯協会連合会防犯功労者＝須田幸雄、森田良文▽県暴力追放運動功労団体＝延岡地区暴力団等追放事業所等協議会（読谷山洋司会長）

【延岡地区防犯協会地域安全功労者表彰】河野治満（東海子ども安全パトロール隊）、黒木守（同）、森永フミ子（西階地区地域安全推進委員会）、伊藤タミ子（同）、佐藤妙子（緑ケ丘防犯パトロール隊）、佐藤進一（安全パトロールＤＡＴＥ）、前田敏夫（同）

【同感謝状】個人＝西谷淳（西の丸社長）▽団体＝延岡地区遊技業組合（金山隆久組合長）