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駅まちエリアが〃お化けの国〃に

本紙掲載日:2022-10-18
6面

23日、延岡でハロウィーンイベント−延岡わくわくマーケット実行委

◆仮装での来場呼び掛け

 延岡市の山下新天街やサンロード栄町など「のべおか駅まちエリア」一帯が1日限定で〃お化けの国〃になる「のべおかえきまちハロウィンジャック2022」が23日午前11時から開かれる。主催する延岡わくわくマーケット実行委員会の吉田展啓実行委員長(41)は「延岡で家族や友達と楽しい思い出を」と来場を呼び掛けている。

 イベントは2018年、同市駅前複合施設エンクロスが駅まちエリアと協力し、「延岡で仮装してハロウィーンを楽しめるイベントを」と企画。1回目から携わる吉田実行委員長は「楽しいイベントを企画することで、延岡で働きたい、延岡に居たいにつなげたい」と思いを語る。

 コロナ禍で多くの制限を受けながらも毎年開催。5回目の今回、「自分たちが住んでいるまち、好きなまちを楽しくしたい。まちを挙げて盛り上げたい、という思いを持った人たちが集まってくれた」(吉田実行委員長)という実行委員32人が、半年かけて企画を練り、フォトスポット作りなども行ってきた。

 当日は、ハロウィン謎解きまちあるき▽お宝どろぼうをつかまえて!ウォンテッド!▽巨大ガイコツのパレード▽フォトスポット▽ゲームコーナー▽むかばき「出張どんぐりパーク」―など、幅広い年代が楽しめるイベントを多数用意。山下新天街では飲食、雑貨などの出店、ダンスパフォーマンスもある。

 コスプレーヤーも多数出現予定で、仮装用の更衣室も準備。「仮装してなりたい自分になって」と呼び掛けている。

 「駅まちエリアで協力し、みんなで盛り上げる段階にきたと感じている。すごくうれしい」と吉田実行委員長。動画を作成し、インスタグラムで発信するなどPR活動にも力を入れており、「恥ずかしがらずにコスプレして、今年の楽しい思い出をつくってほしい」と期待している。問い合わせはハートラップ内の事務局(電話延岡22・8423)まで。

◆エンクロス、JR延岡駅もイベント

 「駅まちエリアが一つになってハロウィーン一色にしたい」と、延岡市駅前複合施設エンクロス(後藤真館長)とJR延岡駅(有村哲治駅長)も23日、「エンクロスハロウィーン2022」と題したイベントを開く。

 JR延岡駅が子ども用制服の着用体験やお菓子の配布、エンクロスを回遊するゾンビにシールを貼ってミッションクリアを目指す「ゾンビチャレンジ」、仮装したスタッフと「あっち向いてほい」をしてお菓子をもらう「とびきりキュートなトリックオアトリート」など、ユニークな企画を用意。

 仮装した小さな子どもによる「はいはい競争」「よちよち競争」もある。パフォーマーがその場で作ったバルーンアートを配布する企画は、エンクロスとココレッタの2カ所で、時間をずらして行う。

 事前申し込みが必要なものもある。問い合わせはエンクロス(電話延岡20・3900)まで。

◇技術用いたフォトスポット設置−ワイワイプレイラボ

 延岡市幸町のワイワイプレイラボも23日、「ハロウィーンデー」と題し、ラボの設備を生かしたフォトスポットなどを提供する。時間は午前10時〜午後7時。

 塗り絵をバーチャルデータにした物やVRを見ることができる「バーチャルハロウィン」、合成背景による「フォトスポット」やテクノロジーを駆使した「仮装アイテム」など、「ふらっと立ち寄った人が楽しんでいただけるものを用意しました」と同ラボ。来場を呼び掛けている。

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