夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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松葉刀匠に指定書を伝達−日向市
先月8日に県内唯一の県指定無形文化財となった日向市平岩の刀工・松葉一路さん(63)が持つ「日本刀制作技術」の指定書伝達式が14日、市役所1階市民ホールであった。式には、松葉さん、県職員、十屋幸平市長、今村卓也教育長らが出席し、十屋市長が松葉さんに指定書を手渡した。
式では、今村教育長が「松葉さんは新たな日州刀の伝統を築くとともに、後継者の育成、教育普及活動にも積極的に取り組む本県を代表する刀工。その制作技術は貴重な無形文化財といえる」などと指定の経緯を説明。十屋市長は「松葉さんの技術は国内外で高く評価されている。日本刀制作技術の優れた価値を国内外に感じてもらうきっかけになれば」と祝辞。
松葉さんは「県の無形文化財に指定されることは目標の一つだった。指定は、伝統芸能に携わる人たちのモチベーションにもなる。今後も世界の若い人たちなどに発信を続けたい」と話した。
県指定文化財の合計は、松葉さんを含め227件。このうち、無形文化財は現在、松葉さんの日本刀制作技術のみが指定を受けている。
【プロフィル】刀工名は景正(かげまさ)。1959年、日向市平岩生まれ。地元の小中学校、富島高校を経て、広島農業短大農業科を卒業後、1983年に東京の刀匠・小林康宏氏に弟子入り。85年に岡山県の兄弟子・安藤広清氏に入門し、89年に県の美術刀剣制作承認を受け、出身地の平岩に鍛刀(たんとう)場を設立した。
理想とする南北朝時代の名工「備前長船長義」を模範とした名刀を次々と生み出し、90年から毎年多くの賞を獲得。2007年に日向市文化賞、08年には県文化賞を受賞した。11年から4年連続で最高賞となる日本美術刀剣保存協会の会長賞に輝き、14年には現在までに40人しか存在しない現代の名工とされる「無鑑査」の称号を受けた。
また、銘に日向国(現在の宮崎県)にゆかりのある「日州」を記して新たな日州刀の伝統を築くとともに、後継者の養成や教育普及活動にも尽力。合気道、剣道、居合道などの武道にも精通し、ヨーロッパやアメリカなどで刀剣の講演、剣術セミナーを行うなど世界で活躍する。