夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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「皆さんのおかげ」
◆台風・床上浸水−北方町曽木の飲食店
台風14号で甚大な被害を受けた延岡市北方町曽木の飲食店「旬房霧子乃里」は、浸水被害で電化製品や調理器具、食材など多くを失いながら、約2週間後の今月1日に営業を再開した。代表の甲斐ひろ子さん(73)は「皆さんの協力のおかげ」と感謝の思いを胸に弁当作りに励んでいる。
同店は弁当や総菜を中心に営業。道の駅や市内のスーパーなどでも販売している。
台風14号では、低いところで床上160センチ浸水。業務用の大型冷蔵庫は逆さまに倒れ、ガス台、製氷機、レンジなどは散乱した。鍋やざるなどの調理器具も水に流され、床にこぼれた調理用の油と流れ込んだ泥で、室内はドロドロだった。
しかし被災直後から、近所の人や消防団、市内のボランティアらが駆け付け、軽トラック50台分にも及ぶ災害ごみを搬出。甲斐さんらも毎日、片付けに明け暮れた。
先月末には、夕刊デイリー新聞の「伝言板」コーナーに冷蔵庫や冷凍庫、炊飯器、電子レンジ、フードプロセッサーなどを「譲ってほしい」と投稿。数日のうちに求めていた物の多くが寄せられた。他にも近所の人が米や野菜を提供してくれるなど、多くの善意が届いたという。
「年内の営業は無理だろう」と周りから心配されたが、今月1日、量は少なかったものの道の駅に出荷。商品棚に並べるときは、「皆さんへの感謝と、ここまでできた、やればできるという思いで涙が出た」という。
再開した今も、佐賀県や大分県のボランティアが「営業に必要な物はそろいましたか」と毎週足を運び、電化製品などを届けてくれている。
「人の優しさに触れ、ありがたい言葉や頑張っての声に元気が出た」と感謝の言葉が次々と出る甲斐さん。「皆さんに喜んでもらえる弁当や総菜を、頑張って出していきたい」と笑顔で話した。