年金大会、久々の交流

延岡地区協会−表彰やステージ発表など

　延岡地区年金協会（久富熊雄会長）の２０２２年度「年金大会」は１４日、延岡総合文化センター大ホールであった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年まで２年続けて中止となったため、会員らは功労者表彰やステージ発表、抽選会などを通して、久しぶりの交流を楽しんだ。

　開会に際し、久富会長は３年ぶりの会員再会を喜ぶとともに、コロナ禍で行事中止が続いたため、会長に就任して初めてのあいさつになることを報告。物価高騰や円安の影響が広がる中、今月から年金が０・４％減額され「われわれの生活はますます厳しくなる」として、諦めずに国への署名・陳情活動を続ける決意を表明し、そのために会員を少しでも増やしていくよう協力を呼び掛けた。

　県年金協会の濱田憲司会長は、会員数は宮崎県が全国最多で、県内で最も多い延岡が「全国一の地区」であることを紹介。全国的に会員数が減少する中、モデル地区であり続けるため、新たな会員を獲得していくよう期待を込めた。

　読谷山洋司延岡市長らの来賓あいさつに続いて功労者表彰があり、各支会での活動に尽力している理事６人に県協会長表彰、支会長を含む１７人に延岡地区協会長からの感謝状を贈呈。セコム宮崎の西道和也次長による特別講演もあった。

　午後からのアトラクションでは会員たちがステージで楽器演奏やダンス、舞踊などの練習成果を披露。最後は、県協会が指定する「なのはな会」の各店・企業が提供した景品が当たる抽選会で盛り上がった。（表彰者は本紙へ）