大王谷学園初等部−創立５０周年記念式典
本紙掲載日：2022-10-24
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講演やキャリア教育授業
今年度で創立５０周年を迎えた日向市立大王谷学園初等部（松下修士校長、６３０人）の記念式典は１５日、同初等部体育館であった。全校児童、教職員、来賓、ＰＴＡの役員らが出席し、半世紀の節目を祝った。
同学園初等部は１９７３（昭和４８）年４月に大王谷小学校として開校。２００８（平成２０）年４月に併設型小中一貫校の大王谷小中学校となり、翌０９（同２１）年４月に愛称を現在の大王谷学園に変更した。１８（同３０）年１月に積極的なキャリア教育の取り組みが評価され、第１１回キャリア教育優良学校文部科学大臣表彰を受けた。
式典は、６年生のみが体育館で参加、その他の学年は各教室でオンラインで視聴した。松下校長は式辞で「地域の人に元気を与え、ここに学校があって良かったなと思ってもらう学校に皆さんならできる」と呼び掛け、「大王谷地区、日向市を支える人になってほしい」と期待を込めた。
続いて、来賓の十屋幸平市長と黒木高広市議会議長の祝辞があり、同初等部の５０年の歩み、記念事業の紹介などがあった。
式典後には、記念事業の一つとして、キャリア教育授業などもあった。同授業では、理学療法士、建築業、グラフィックデザイナーなど１６人のさまざまな職業の保護者が講師となり、それぞれの職業について説明した。
このうち、獣医師の授業では、宮崎大学農学部准教授の日�睥短劼気鵑�、牛や豚、ライオンの頭蓋骨の標本を用いて特徴などを解説したほか、獣医師の仕事内容、役割、やりがいなどを話した。