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名付けてプロギング

本紙掲載日:2022-11-03
3面
ウオーキングしながらごみを拾う参加者(門川町)
プロギングを楽しんだ参加者

ごみ拾い−健康的に楽しく

◆歩きながら美化活動−門川町

 ごみ拾いを健康的に楽しむ「Plogging(プロギング)inkadogawa」がこのほど、門川町であった。中高生や一般の約30人が参加しウオーキングで気持ちの良い汗を流しながら美化活動に取り組んだ。主催は町まちづくり推進課内のまちづくり研究会。

 プロギングは、スウェーデン語の「plockaupp(拾う)」と英語の「jogging(走る)」を組み合わせた造語。スウェーデン発祥の取り組みで、ジョギングやウオーキングをしながら見つけたごみを拾うもの。SDGsスポーツとして世界各国でブームになっている。

 参加者は、かどがわ温泉心の杜(もり)ふれあい多目的広場に集合後、まちづくり研究会のメンバーからプロギングの説明を受けた。この日はジョギングの希望者はおらず、全員がウオーキングで挑戦。3班に分かれてスタートした。

 コースは、心の杜を発着点に丸バエ橋、庵川漁港、壁画ロードを巡る約4キロ。それぞれにごみ袋を持ち、談笑しながら歩き、ペットボトルや空き缶などを拾った。約1時間ほど歩き計53・67キロのごみが集まった。集計した後、分別作業も行った。

 5キロものごみを持ち帰った門川中の水永純平さん(14)は、ボランティアクラブ「ハピネス」の7人と共に参加。「道路はあまりごみはなかったけど海岸が多かった。きつかったけどその分楽しかった」と話した。

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