７７人、１２事業所・学校を表彰

交通安全活動、模範運転を実践−日向地区

　日向地区の２０２２年度交通安全功労者・優良運転者等表彰式が７日、市文化交流センターであった。日向警察署管内（日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村）の交通安全功労者、優良運転者、優良事業所など個人７７人、１１事業所、１小学校が表彰を受けた。主催は日向地区交通安全協会、日向地区安全運転管理者等協議会、同署。

　この日は受賞者のうち２９人が出席。梅原守署長らが、県警察本部長・県交通安全協会長連名表彰、日向警察署長・日向地区交通安全協会長連名表彰などの賞状を出席者一人一人に手渡した。

　式で同協会の長谷川実利会長は、交通事故の死者数は減少傾向にあるが、痛ましい事故は続いているなどと話し「夜間運転での早めのヘッドライトの点灯、ハイビームの活用などを心掛け、家族や周囲の皆さんにも呼び掛けて死亡事故が１件でも減るよう努めてほしい」とあいさつした。

　梅原署長は「交通事故は、脇見や前方不注意などの漫然運転が主な原因。いかに緊張感を持って運転してもらうかが課題となっている。今後も地域や職場でドライバーの模範として交通安全活動に協力してほしい」と祝辞。

　最後に受賞者を代表し、交通安全功労者として県警察本部長・県交通安全協会長連名表彰を受けた黒木元さん（７９）＝門川町南町＝が「周囲の運転者に緊張感を持った安全意識を高めた運転を呼び掛けるなど、交通事故防止に貢献していきたい」と謝辞を述べた。

　表彰を受けた個人（敬称略）、事業所、学校（全文は本紙へ）