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幻想的、エコキャンドルの灯り

本紙掲載日:2022-11-09
3面
エコキャンドルで幻想的な空間に包まれたあくがれ広場(5日、日向市駅前)

日向市駅前で商議所女性会

 日向商工会議所女性会(黒木絹子会長、25人)は5日、日向市駅前あくがれ広場で廃油で作ったエコキャンドルの点灯イベント「100万人のキャンドルナイト〜ひゅうがの灯(あか)り2022」を行った。日没とともに約2500個のエコキャンドルが一斉にともされ、会場は幻想的な空間に包まれた。

 同イベントは今年で14回目。環境問題、エコ活動への関心、意識を高めてもらおうと、毎年この時期に開催している。今回も昨年に続き、規模を縮小して行った。

 キャンドルは、廃油やペットボトルを再利用し、約4カ月かけて会員、ボーイスカウトのメンバーらが手作りで製作。会場では、キャンドルを気球やハート、星などの形に並べ、今年50周年を迎えた同女性会のさらなる飛躍を祈念して「ステップアップ」をテーマに演出した。訪れた多くの市民らは、キャンドルの優しい明かりが織りなす空間で、ゆったりとした時間を過ごしていた。

 黒木会長は「来年はコロナ禍前のような5千個以上のキャンドルで駅前を彩りたい。高校生などにも参加してもらい、地元への愛着を深めるきっかけになれば」。キャンドル部会長の堀川陽子さんは「昨年以上の規模を目指し取り組んできた。天候にも恵まれ、無事、開催できた。多くのご協力に感謝したい」と話した。

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