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金ケ浜5度目の頂点

本紙掲載日:2022-11-09
6面
団体優勝は金ケ浜。木村主将(左から2番目)とクロス会の仲間=3日、美々津カントリークラブ

第88回夕刊デイリー新聞社旗争奪県北8地区対抗親善ゴルフ大会

◆個人は永野さん(奥高千穂)
 BGの堀、伊東両氏はエイジシュート

 第88回夕刊デイリー新聞社旗争奪県北8地区対抗親善ゴルフ大会は3日、日向市東郷町山陰の美々津カントリークラブ(6390ヤード、パー72)で開催された。団体戦は金ケ浜が2012年秋の67回大会以来5度目の頂点。個人はネット70・8で奥高千穂の永野孝次さん(67)=高千穂町三田井=が優勝に輝いた。スコアの総計を競うベストグロス(BG)は、城山の堀昭男さん(80)=延岡市北一ケ岡=と伊勢ケ浜の伊東廣さん(77)=日向市永江町=が76で獲得。共に、自身の年齢以下で回る「エージシュート」を達成した。

 大会は、コロナ禍により22年春(87回)が中止となったため、21年秋(86回)以来の開催。今回は日向・クロス会、延岡・OB会、都農・矢研会から各3、高千穂・清流会、門川・五十鈴会、入郷・やまなみ会から各2、入郷・西郷会から1の計16チームが出場した。

 競技は1チーム8人編成の18ホールズ・ストロークプレー。ハンディキャップはダブルペリア方式で実施。チーム8人のうち上位6人のネット合計で競う団体賞と個人戦、ハンディキャップなしスコアの総計で決まるベストグロス賞の3部門で競った。

 天候にも恵まれ、絶好のゴルフ日和。出場者は、他のチームと交流を深めながら元気にプレーし、すがすがしい汗を流した。

 団体優勝の金ケ浜は、ネット435・8でトップ。2位は奥高千穂で436・6、3位は今山で443・6だった。今大会は新型コロナウイルス感染対策として、掲示板への成績掲示は行わず、表彰式も代表者のみで実施した。


◆「びっくり」10年ぶり−金ケ浜主将務めた木村さん

 団体は金ケ浜が10年ぶりの優勝。主将を務めた木村徹さん(73)=日向市財光寺=は「呼ばれた時は、伊勢ケ浜との間違いかと思った。びっくりした」と目を丸くした。

 金ケ浜の母体は日向クロス会。木村さんによると、例会の成績ポイントにより今大会の出場者が選ばれている。今回は伊勢ケ浜と2チームで出場し、成績上位者から伊勢ケ浜、金ケ浜の順にメンバーを編成したという。

 今大会の金ケ浜は岩本恭平さんが準優勝、木村さんが6位、日高和博さんが9位で3人が入賞。「そのほかもみんなしっかりまとめており、全員での勝利」と喜んだ。


◆しのいで我慢して−個人優勝・永野孝次さん(67、高千穂町三田井)

 「きょうはショットがグリーンに乗らず、寄せでしのぐ場面が多かった。うまくハマってハンディが付いてラッキーだった。ショットそのものは褒められたものじゃないが我慢してこらえられた。次はドライバーでも、グリーンにきちっと安定させてもっていきたい」

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