延岡キャンプ−グリーンロケッツ東葛

ＧＭら読谷山市長にあいさつ

　延岡市で初のキャンプを行ったジャパンラグビーリーグワン１部のＮＥＣグリーンロケッツ東葛（千葉県）の中山啓二ゼネラルマネジャー（ＧＭ）と山崎翔マネジャー、レメキ・ロマノ・ラヴァ選手、宮崎西高校卒の小林恵太選手が８日、延岡市役所の読谷山洋司市長を訪ねてあいさつした。

　延岡キャンプは、ＮＥＣがリーグ開幕前の調整キャンプ地を探していたのを同市が誘致した。市の誘いにスタッフが９月に視察、バックアップ態勢や西階球技場の芝生の状態、食事など環境が整っていることを気に入って決めたという。今回は選手４４人、スタッフ１６人が来延し、３日間の練習を行った。

　市長室で中山ＧＭは「延岡は暖かくて食べ物もおいしくて選手がもっと太ってしまう」と笑顔であいさつ。小林選手は「４月ぶりの地元宮崎。入団して半年ぐらいですが、みんなのために頑張ろうと思っています」と話した。

　読谷山市長は「合宿で成果が出るよう祈っています。街中にもフラッグを立てて歓迎しておりますので、今後ともテレビなどでご活躍を応援したい」と述べた。

　開幕戦は１２月１８日、花園近鉄ライナーズと対戦する。


◆全選手が参加し清掃活動

　ＮＥＣグリーンロケッツ東葛の選手たちは９日、延岡市中央通とキャンプの練習拠点となっている西階球技場周辺で清掃活動を行った。

　ＮＥＣの選手４４人全員が参加。前日夜のミーティングで「何か市に恩返しをしよう」と選手らが企画。歓迎フラッグの設置や７日に行われた激励品贈呈式などへの感謝の気持ちを込めてごみ拾いを行った。

　選手は１１人の４グループに分かれて活動。中央通のごみ拾いを行った選手らは「ごみが少なくてきれい」などと感心しながら、紙くずやたばこの吸い殻などを拾い集めていた。

　レメキ・ロマノ・ラヴァ選手は「延岡に来て歓迎してもらい、おいしいご飯もたくさんもらっていてさらに強くなるため、サポートしてもらっている。ちょっとしたことだけど恩返しになればいい」と話していた。