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記者の道くさ−地域色あふれるのぼり旗

本紙掲載日:2022-11-10
2面

 延岡市立北浦中学校(川原寛幸校長、50人)で、地域色を詰め込んだオリジナルののぼり旗が、学校のPRに一役買っている=写真=。

 コミュニティースクールの一環で、地域とのつながりをアピールしようと制作。川原校長からデザインを任された美術・数学担当講師の木村直人さん(48)が漁業が盛んな町を「北浦」の文字に反映、まとめたという。

 「北」の文字は、つなぎに長靴、鉢巻きを締めた漁師が走り回っている様子を表現。漁師の肩を太くするなど細部までこだわり、手には同校体育大会の時に会場を彩る大漁旗も握っている。また、「浦」の文字は船をイメージ。船の形に整え、美しい波の上を走らせた。

 完成以降、ホームページに掲載すると、「いいね」がたくさん付くなど好評。「うれしかったです」と木村さん。川原校長も「私が作った訳ではないですが、いいでしょう」と満足げだ。

 「北浦の漁師のエネルギッシュさ、荒海に立ち向かう力強さを表現した」というのぼり旗。生徒や教職員はもちろん、同校を訪れる人にも元気を与えてくれそうだ。

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