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11日から税を考える週間

本紙掲載日:2022-11-11
3面
11日から始まった「税についての作文」展示(イオン延岡店)

延岡と日向・作文の優秀作品を展示−延岡税務署

 「これからの社会に向かって」をテーマに、きょうから国税庁の「税を考える週間」が始まった。17日まで。延岡税務署管内では、延岡市旭町のイオン延岡店と、日向市春原町の市立図書館で「税についての作文」優秀作品の展示が行われている。

 ともに熊本国税局長賞を受けた延岡市立南中2年の坂元琴果さんと延岡学園高3年の鈴木彩愛さんら17人の作品を各会場に展示している(高校生の展示作品は、延岡、日向で一部異なる)。

 坂元さんの作品は「税金の本質と身近な社会貢献」。「国民が、この国の社会の仕組みについて無知なのはまずい」という父親の言葉を導入に、社会保障やインフラ整備に使うお金のサイクルを国民全員の力で回すことが税金の本質であり、それに国民が誇りを持つべきだと書いている。

 同週間は、日常生活と税の関わりを理解することで納税意識の向上を図るのが目的。16日午後1時10分からは、延岡市吉野町の九州保健福祉大学で、小沢百々子延岡税務署長が講演する。

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