２７日にクリスマス横丁

ハンドメード作品や飲食品など販売−エンクロス

　クリスマスに手作り品のぬくもりを感じてもらおうと、延岡市幸町の市駅前複合施設エンクロスは、２７日午前１０時から同施設で「よりみちクリスマス横丁（よこちょう）」を開く。ハンドメード作品や飲食品の販売、こどもフリーマーケットなど幅広い年代が楽しめる内容。来場を呼び掛けている。

　東西自由通路から東口広場（日の出町）一帯で実施。通路にはハンドメード作家１０人が店を構え、雑貨などの販売やワークショップを行い、東口広場では県内のおいしい物が集まる飲食販売、「だがしツリーづくり」（要予約）などがある。

　同館キッズスペース横では、１日限定で小学生が店主となる「こどもフリーマーケット」を開催する。購入した商品をラッピングするサービスもあり（一部有料）、「プレゼントや自分のため、お気に入りの物を探して」と呼び掛けている。

　参加型イベントや演奏会も予定している。午後４時まで。

　申し込み、問い合わせはエンクロス（電話延岡２０・３９００）まで。

◆イベント前に学習会

　こどもフリーマーケットの出店者を対象にした学習会が１３日、エンクロスであった。ちろぺこ雑貨店の堀口悦子さん（４７）が講師を務め、心得や販売する際の工夫など伝えた。

　堀口さんは、自分がやりたい店にすること、人とたくさんやり取りすることなどのポイントを説明。値札の付け方、分かりやすい表記の仕方、おつりの準備などを助言した。その後、店頭用の飾り作りを行い、本番に向けた準備をした。

　尚学館小３年の白石結杏さん（９）は「本番に向けて頑張ろうという気持ちになった。私が使っていた物を、みんなに楽しんで着てもらったり、読んでもらったりしたい」と意気込んだ。

　堀口さんは「みんな目がキラキラしていた。こういう機会に、いろんな人とつながってほしい」と話した。

　エンクロスは２３日まで出店する小学生を募集している。出店料は１区画５００円。

　問い合わせはエンクロスまで。