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みこし担ぎ、威勢良く

本紙掲載日:2022-11-25
2面
市内を練り歩く御神幸祭行列
街中に落ちているごみを拾う華酔会の会員

3年ぶり御神幸祭−今山八幡宮

 延岡市山下町の今山八幡宮(伊藤俊郁宮司)の秋まつり御神幸祭が23日、3年ぶりに行われ、今山八幡宮蓬莱会(荒木正勝会長)の担ぎ手など約150人が参加し、威勢良く市街地を練り歩いた。

 毎年11月23日、24日の2日間、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、地域の安全、繁栄などを祈願するため秋季例大祭を実施しているが、今年は感染症拡大を避けるため、稚児行列を中止。行列の参加者数も制限して実施した。

 法被を着た担ぎ手は重さ300〜400キロある百貫みこしを担ぎ、午前10時すぎに今山八幡宮赤門鳥居前を出発。「せいや、せいや」と大きな掛け声を上げながら、山下新天街や延岡駅、本町など市内を巡幸した。また、市民にきれいな場所で応援してもらうため、華酔会の女性会員ら10人は街中に落ちているごみを拾いながら練り歩いた。

 荒木会長は「3年ぶりの御神幸祭行列で皆さんに少しでも元気を出してもらいたいと思い、みこしを担がせてもらった」と話した。

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